妙心寺の大方丈(重要文化財)をお借りして、ミンナソラノシタの講演会「10年目の3.11会議」が開催されたのは、今では1か月以上前のことになる。
ドラム演奏
路上で見かけるストリートミュージシャンとはちょっと趣が違うように思える。
彼らは投げ銭目当てではなく、単に練習をしているようである。
開かれた空間だから、さぞや思いっきり音を出せるだろう。
周りがどう思っているかは二の次かも知れない。
藤野家のお雛様
今日は4月17日。3日前の14日は、旧暦の3月3日に当る。こちらは妻のおばあさんの物だから、恐らく明治初年。
こちらは多分江戸末期。五人囃子ならぬ三人囃子の入っている箱には文政年間と書かれている。
お道具や右近の橘、左近の桜などはどの時代物かは定かでない。
向かって左は娘の物。関東で購ったのでお雛様が右側に居られる。
そろそろ片付けねばならない。
嵯峨鳥居本
古来陰陽道では、北東(艮)の方角は鬼が出入りする方角として、また対角線の南西は裏鬼門とも呼ばれ、ともに忌み嫌われていた。
鬼門から鬼が入らないようにと、平安京では北東の守護として比叡山延暦寺が建立され、裏鬼門には石清水八幡宮が当てられた。
庶民の家でも様々な工夫がなされ、鬼の嫌がる柊の木を植えたり、難を転ずるとして南天を植える家も多い。
現代でも京都の街なかにはいたるところに鬼門除けを見ることが出来る。
そんな中、ここではちょっと変わった鬼門除けを載せていきたい。
嵐山から化野念仏寺に至る道沿いに並んだ2軒の家で鬼門除けを見ることが出来た。
この辺りは敷地が広いせいか、町中に比べて鬼門除けも大型化している。
その分繊細さに欠けると言えば失礼かもしれない。
こちらは植木屋さんか?凝った造りになっている。