2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

退蔵院

妙心寺の数ある塔頭の中で一番有名なのがこの退蔵院である。 狩野派の絵師狩野元信作と伝えられる枯山水の庭園と、池泉回遊式(昭和の作庭)の二つの庭園がある。 この寺を有名にしているのは、庭園よりもこの絵であろう。国宝瓢鮎図は禅の公案を基に描かれて…

スィーツ オ・グルニエ・ドール

なんでも有名シェフが経営する店だそうで、いつ通っても行列ができている。中に入ったことはないが、この細い通路にも人があふれている。 行列がなければ絶対に見逃してしまう店であると、過去にも書いた。過去の記事はこちらから

名古屋

旅行と言うほどたいそうなものではないが、去年からボランティアである名古屋のNPOの事業に関わっていて、月に1度のペースで名古屋に行っている。京都、名古屋間は40分弱で、阪急で大阪に行くのと大差ない。そういえば去年は大阪には1,2回しか行ったこと…

京都駅・ミニコンサート

名古屋からの帰り、京都駅で降りると人だかりがしていた。 場所は駅ビル東側の京都劇場の前辺り。 高石ともや歌マラソンとして、2日に亘って12時間歌い続けるというイベントである(正確に言うと、7月13日の宵々山コンサートのPRをかねているのだと思う)。…

葵まつり

5月15日は葵まつりである。今年は好天に恵まれて滞りなく行われた。 葵まつりと言えば、源氏物語に出てくる葵上と六条御息所の車争いの場面が有名である。恥をさらされたとして、六条御息所がその後生霊となって苦しむところは前半の重要なテーマである。 現…

松尾大社

嵐山にほど近い松尾大社は酒の神様として知られ、全国各地の造り酒屋さんの信仰も厚い。特別拝観期間中であったので、本殿(撮影禁止のため写真はない)やお庭も拝見することができた。本殿は14世紀末の建築で両流造りといわれる屋根に特徴があり重要文化財…

イノダコーヒ

朝早くから行列のできる喫茶店である。特に土日は観光客が列を成している。もともとは室町など近所の呉服関係の旦那衆が、丸く大きいテーブルを囲み歓談するのがこの店のよさであるが、観光客のみなさんは4人掛けテーブルを希望するので、これだけ混雑するの…

妙心寺

臨済宗の総本山である。 禅宗の本山はどこもそうかもしれないが、とても広大な敷地と多くの塔頭がある。 拝観料500円なりを支払って中に入ると、法堂と明智風呂を案内していただけた。法堂の天井には狩野探幽の雲龍が描かれていて、俗に八方睨みの龍というら…

和菓子・阿闍梨餅

GW最終日で混雑するとはいえ、阿闍梨餅を買うのにこの行列は如何なものか(写真では見えないが、壁の後ろにも二重に列がある)。京都土産を探す観光客の、「みんなが並んでいるならきっと美味しいに違いない、名物に違いない」という群集心理が余計に増幅さ…

保津川下り

といっても、遊覧船に乗ったわけではない。 亀岡から嵐山まで下って来るわけであるが、その舟をまとめてスタート地点まで運んでいるところである。 その昔は川岸をロープで曳きながら遡ったと言うことで、岩にその痕跡が残っていると言うのを聞いたことがあ…

幽霊子育飴

六波羅蜜寺を北へ上ったところにある何気ないお店で幽霊子育飴を売っている。このあたりは六道珍皇寺もあるように、この世とあの世の境であるからこのような逸話も生れたのだろう。味は昔ながらの素朴な手作りの飴で、おどろおどろしいことは少しもない。 江…

清水寺・行列のできる滝

山道を折れると裏門から清水寺に入ることができるとは知らなかった。入ったところにあるのが重文の三重塔で、清水の塔といえばこれを指すということも、この辺りがデートコースだったと言う沼田君に教わるまで迂闊にも知らなかった。 ご存知清水の舞台は観光…

泉涌寺

御寺と書いて「みてら」と読む。すなわちここは皇室の菩提寺である。いまの皇太子夫妻も結婚の報告に、桃山御陵(明治天皇御陵)とここに参られた。楊貴妃観音や塔頭の即成院や来迎院も有名だが、圧巻は月輪陵だろう。25もの天皇陵の他多くの皇族の墓がある…

伏見稲荷大社

いわずと知れた商売の神様で、全国のお稲荷さんの総本宮である。お正月の初詣の後、銀行員が多数来てお賽銭を数えるのがいつもテレビのニュースで話題になる。今日も目の前でおばさんが賽銭箱にお札を入れていた(何札かは分からなかったが)。 この千本鳥居…

京都一周トレイル

京都盆地を囲む東山、北山、西山をトレッキングできるように山道が整備されている(一部街なかを歩くルートもあるが)。東京から帰省した沼田君と一緒に、伏見稲荷大社から稲荷山に登り、泉涌寺、今熊野、清水寺までのコースを約3時間かけて歩いた(途中結構…

京都一周トレイル

京都盆地を囲む東山、北山、西山をトレッキングできるように山道が整備されている(一部街なかを歩くルートもあるが)。東京から帰省した沼田君と一緒に、伏見稲荷大社から稲荷山に登り、泉涌寺、今熊野、清水寺までのコースを約3時間かけて歩いた(途中結構…

八木家住宅

京町家というよりは農家である。維新前後は壬生村と呼ばれたこの地に新撰組が屯所を開いたのが八木家である。修学旅行生が大勢訪ねていた。この近くには前川家もあり、芹沢鴨が暗殺された部屋は、現在子どもたちの部屋になっているそうだ。そんなところでよ…

東京競馬場VIPルーム

昨年の中山競馬場に続いて今年は府中の東京競馬場へ。隣の席はロイヤルボックスで防弾ガラスに覆われていた。ガラスメーカーに勤めるM君は競馬より、何社製のガラスかを気にしていた。 馬場の向こうには中央フリーウェイが見え、その奥にはビール工場も。宴…