2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

燕異聞

通勤の道すがら、ツバメの巣を見つけた。ツバメの季節はとうに過ぎているはずだが、巣の中には雛がいて親鳥がえさを運んでくる。雛も随分大きくなっているが、巣立ちはしないのかな? 季節感のセンサーが狂ってしまい、タイミングを逃してしまったのかもしれ…

生菓子店・出町ふたば

この店は「元祖行列のできる店」と思えるくらい、昔から人が並んでいた。僕の記憶では30年ほど前に買いに行ったときも行列だった。お目当ては「まめもち」であるが、他のも結構売れていた。 この写真を撮るのに2,3分だったが、並んでいる人が異なっているの…

祇園祭・動く美術館

各山鉾の周りには、前懸、胴懸、水引など多くの装飾品がかけられている(懸装品という)。それぞれその当時の町衆の浄財で作られていて、ギリシャ神話や旧約聖書を題材にしたインドやペルシャの絨毯がかけられている山鉾も多い。室町時代には一番ぜいを尽く…

祇園祭/宵山の雑踏

はてさてこれは何でしょう? 昼間見るとこのようになっている。宵山だけで50万人近くが繰り出すので秋葉原の事件を受けて、今年から雑踏対策が強化された。とは言え風情を損ねてはいけないというので、鋼鉄製の車止めも竹で編んだ垣根で覆われている。これに…

祇園祭/宵山

平井保昌が和泉式部のために紅梅を手折ってきたことに由来するこの山は、縁結びにご利益があるとされている。こんな小さな子どもたちが、例の「、、、お守りはこれより出ます、常は出ません、、、」と節をつけて唄う姿は、「縁結びて何のことか知ってるか?…

祇園祭/屏風祭り

祇園祭は7月1日の切符入りに始まり、31日の夏越の祓いで終わる1ヶ月に及ぶ八坂神社の祭り(神事)である。ハイライトである17日の山鉾巡行の数日前から各山鉾に提灯がともり、16日を宵山、その前が宵々山と呼ばれ一帯が歩行者天国となる。宵山には鉾町の家々…

出町三角公園

鴨川と高野川が合流する地点に中州があり、いつの頃からか三角公園と呼ばれるようになった。この三角公園を挟んで右岸と左岸が行き来できるように石組みがある。その中のいくつかは大きな亀の形をして泳いでいる。 その数10匹くらいか、子どもたちに人気のス…

京都府庁・京てらす

京都府庁2号館は屋上を緑化していて「京てらす」と呼んでいる。全面芝生敷きやビオトープ、雨水タンクなどがある。 写真ではよく見えないが、コンクリート面が34.5度でも芝生表面温度は24.2度とおよそ10度低く、ヒートアイランド化を少しでも和らげる効果が…

京都迎賓館

今年も一般参観の募集があったので申し込んだが、今年も外れた。 昨年の落選通知は、募集数と応募数まで示されていたが、今年はそれはなし。やはり10枚以上出さないといけないのだろうか?昨年の記事 本当なら今日からここでG8会合が開かれていたはずであ…

守宮

暑くなってきたせいか、ここのところ毎晩(毎日?)守宮が来訪してくれます。場所は決まって網戸の向こうです。 この意匠はなんとも言えず、自然界の成せる業には脱帽です。僕に少しのアート心があれば、それなりのデザインになっていたでしょう? 眼は向こ…

みたらしだんご・みよしや

四条通の南座の向かいにある店だが、午後5時から売切れるまで(大体7時頃)しか開いていないので、普段は通りすぎてしまう(閉まっている中華そばの屋台のような店構えである)くらいである。 こんな短時間で商売になるのかなと思うが、毎日長蛇の列でお店の…

茅の輪

6月30日は夏越の大祓の日で、茅の輪をくぐれば半年間の穢れを祓うことができるそうで、各地の神社で行われる(写真は市比賣神社)。「茅の輪」に関するサイトが一杯あって驚いたが、くぐりかたをイラストつきで解説してあるサイトがあるのはもっと驚いた。