2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

随心院・梅園と桜

山科区にある随心院といえば、小野小町ゆかりの寺として有名である。また、小野梅園の遅咲きの梅でも知られている。今年は桜が早かったおかげで、このように梅と桜の競演が見られた(梅の向うに桜が見えるかな?)。やや見頃は過ぎたとは言え、梅が一輪ごと…

竹間公園

この公園には以前竹間小学校が存在していた。都が江戸に移って寂れ行くのを教育によって復興しようと、京都では明治2年に町衆が土地や私財を投じて、64の小学校が造られた。学制によって小学校ができる4年も前のことである。小学校の教科書に、日本で最初に…

東福寺・即宗院

知り合い(特に関東の人)の中には、京都に関して僕よりはるかに詳しく、大好きな人が何人もいる。その中の一人に教えられて、東福寺塔頭の即宗院の特別公開最終日に出かけた。薩摩藩の畿内菩提所だった関係で、西郷隆盛が僧月照をこの地に匿い、謀議を図っ…

京都駅・0番ホーム

前の日記でも書いたが、今年は桜が早い。東山花灯路で訪れた観光客も、思わぬ夜桜見物ができたのではないだろうか? 京都に来られる観光客は、年間5千万人(どうやって数えたか?)、その大部分はこの京都駅を利用してではないだろうか?物議をかもした駅ビ…

お彼岸なのに桜咲く

昨日は黄砂がひどくて視界が遮られた。その影響かどうか知らないが、京都市内はいたるところで桜が咲き始めた。ここは東山三条の要法寺門前である。 円山公園もこの通り。 一般的に枝垂れは早いようで、京都御所も見事に咲いているそうな。ところが有名な円…

北来地蔵菩薩

堀川松原を上ったところに二体のお地蔵さんが祀られている。もともと北門前町と来迎堂町という地元の2町のものがこの場所に安置されたらしい。二つの町名を併せたというのは京都では珍しいかもしれないが、もっと珍しいのがこのお堂(祠)の場所である。堀…

益富地学会館

益富寿之助博士という鉱物好きの研究者の収集物を集めた、「石のふしぎ博物館」である。 壁一面にこのように石がオブジェされていて、それぞれに解説がついている。 ショーウィンドウ?にもこのような原石が飾られている。 京都御所すぐ西の住宅街の中にある…

ある児童公園にて

金柑がきれいな実をつけている。 よく見ると、「球技禁止」の立て札が。ここは児童公園なのである。近所の人が植えたのだろうか? 隣にはアロエも、、、。 最近「公(おおやけ)」について、考えさせられることが多い。

北野天満宮・梅苑と鶯の初音

学問の神様菅原道真を祀る北野天満宮は、梅の名所としても知られている。昨日梅苑の横を通ったが、外からでもこのように今を盛りの梅を見ることが出来た。 このような場所があるのも面白い。 ひるがえって、我が家の庭で、今年初めて鶯の音色を聞いた。まだ…

伊東甲子太郎暗殺の地

新撰組の隊士で、一派を成していた伊東甲子太郎は、後に近藤勇たちと意見が会わず、新たに御陵衛士と呼ばれるグループを形成し、高台寺党を名乗った。これを快く思わなかった近藤たちは、宴席に招待し酒で酔わせた後に暗殺してしまった。そしてその死体をわ…

鞍馬口

鞍馬、貴船方面から京への入口が鞍馬口である。 鴨川にかかる出雲路橋のたもと付近がそうであったらしい。 橋の向こうに見えるのは、比叡山である。 この写真で言えば右後方が鞍馬となる。 鞍馬寺は平安時代より有名である。 鞍馬口は通りの名前として現代で…