2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

佛光寺july2010

七夕の頃にアップすればよかったのかもしれない。

近江屋跡

坂本龍馬が暗殺された場所として余りにも有名な場所で、河原町通蛸薬師を下がった繁華街のど真ん中にこの碑がある。今はコンビニになっているが、以前は京阪交通社という旅行代理店があった。映画館やカーネルおじさん、パチンコ屋と変遷した池田屋もそうだ…

鳩居堂

鳩居堂は平家物語で有名な熊谷直実を祖とし、その20代目が現在の地(本能寺の向い)に薬種商として店を開いてからでも11代目に当る老舗のひとつである。薫香をはじめ文房四宝(筆、墨、紙、硯)を扱う店として著名であるが、東京が本店で京都は支店だと思っ…

学習院跡

学習院はもともと公家たちに学問を教えるところとして、建春門外のこの地に建てられたのが始まりである。明治になって皇族や公家の学校としての官立学校となった。歴代院長には錚々たる人物が名を連ねており、幕末を生き抜いた英雄も数多くいた。今のような…

祇園祭・還幸祭

祇園祭は17日の巡行だけの祭りと思っている人も多いようだが、実際は7月1日の吉符入りから始まり、31日の夏越の祓いで終わる1ヶ月に渡る八坂神社の神事である。24日に行われる還幸祭は、御旅所に鎮座していた三基の神輿が各氏子地域を渡御して八坂神社に還幸…

鴨川・大水の跡

今年の季節は分かりやすい。先週までは梅雨末期の大雨の連続でうんざりしていたが、祇園祭の山鉾巡行の日(17日)から、一転して酷暑が続く。京都は連日37度以上である。 三条大橋にはいまでも大雨の痕跡が残っている。現在の水面と比べれば、およそ1mくらい…

着物の似合う町

京都は着物の似合う町とよく言われるが、僕もその通りだと思う。芸妓さんやお茶、お花関係でなく、普通の女性の着物姿に良く出会う。それもきっちりとした着こなしで、普段着としてきていることが見て取れる人もいる。 今日はそんなひとりとすれ違った。しか…

正念寺

法語というわけではないが中立売通を歩いていたら、このような看板に出くわした。決して覗いてはいけませんといわれると、覗きたくなるのが人の常ではある。「知っているようで知らない一番こわい」姿を見たければ、現地までお運びを。このお寺はブライトン…

龍馬伝

京都文化博物館で開催中の展示会「龍馬伝」に行ってきた。前売り券を買ったお店のご主人の話では、今までの展覧会の中で群を抜いて売れているそうな。会場に入ってみると、weekdayの昼間にもかかわらず多くの観客がいたのには驚いた。 残念ながら会場内は撮…

祇園祭・大店

祇園祭も14日から宵々々山が始まり(本来はこんな変な表現はしない)、各鉾町には浴衣を着た見物客が大勢押しかけている。梅雨末期特有の大雨で、鉾の上の囃子方や見物客も難渋している。 この呉服屋は鉾町ではないが、祭り期間中はこのように休業している。…

富士ラビット商会

壁面に1922−2002とあり、大正末年に建てられ平成になって改築されたことが窺える。ラビットというスクーターがあったことを憶えているのは、ある年代より上の人だろう。2階はとてもおしゃれな(変わった?)カフェになっている。靴を脱いで備えてあるスリッ…

薩藩戦死者墓

京都御所北側の閑静な住宅街を歩いていると、突然このような光景に出くわした。戊辰役、甲子役とあるから戊辰戦争や蛤御門の変での薩摩藩の死者を葬っているのであろう。すぐ西隣には薩摩藩邸のあった相国寺があるから、その関係性が分かる。ただし入口には…

覚林寺

京都ならどこにでもありそうな小さなお寺であるが、いろいろな張り紙がしてある。 門から奥を拝見すれば、なにやら置物が。一見鶴と見まがうが、仏さんの格好に見えなくもない。 歌謡レッスンスタジオも兼ねているらしい。魚山の庵とあるからには、声明専門…

三条台若中会所

祇園祭が例年通り7月1日から始まった。17日の山鉾巡行や前日の宵山だけが祇園祭と思われがちだが、実際はひと月にも亘る八坂神社の神事である。全国どこかしこで行われている観光客目当てのイベント祭りとは異なると、京都の人は思っている。因みに例年宵山…

中沢了三先生講書之所

烏丸通に面してひっそりと建っているこの石碑には、後世立派な解説が付けられた。それによると、中沢了三なる人物は、幕末から明治にかけて活躍した儒学者で、西郷従道、桐野利秋、中岡慎太郎などがこの塾で学んだとある。その後鳥羽伏見の戦いでは参謀とな…

どくだみの花盛り

どんな花か期待された向きには申し訳ないが、根が深くて繁殖力が旺盛で臭いがきつい嫌われ者のどくだみではあるが、このように可憐な花を着ける。群生(というほどではないが)すれば、一面花畑となる?