2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

蚕ノ社

京福電車(嵐電)に「蚕ノ社」という駅名があることは昔から知っていたが、実際に訪れたのはこれが初めてである。正式名称は木島坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)だが、半島より渡来しこの地に勢力を張った秦氏が養蚕・機織・染色の…

仁阿弥道八邸跡

五条通東大路を少し西に入ったところにある普通の民家ではあるが、 塀を抉るように石碑が立っている。 近づいて見ると、「陶工仁阿弥高橋道八宅」と読める。 「にんなみどうはち」の名は、テレビのお宝鑑定団で初めて名を知ったくらいで、 江戸後期の京焼を…

山本亡羊読書室旧蹟

山本亡羊は江戸後期の本草学者で、ここは読書室と呼ばれた講義が行われていた跡である(下京区130周年記念誌より)。 蛤御門の変で焼失したらしいが、鬱蒼とした樹が生い茂る家の表札を見ると山本とあり子孫が住んでいるのだろうか。

禅僧托鉢

京都の町では冬の時期を中心にこのような僧による托鉢を見かけることが多い。朝早くから3人一組で街なかを歩いている。後ろのほうに二人目が歩いているのが分かるかな? 出町で出あったのでてっきり相国寺の僧かと思いきや、建仁寺のそれであった。随分遠く…

茶屋四郎次郎邸跡

茶屋四郎次郎は安土桃山から江戸時代にかけての豪商であることぐらいしか知らない。 歴史の教科書で名前を見て面白かったので記憶しているが、それ以上のことは憶えていない。そんな瑣末なことでなく、もっと本筋を憶えておけばよかったのだが、、、。

アオバズク

先月のことであるが、京都御苑内京都迎賓館の北側を歩いていたらこのような看板が目に付いた。 「アオバズクの生活を観察させてもらっているという謙虚な気持ちで、近寄りすぎない等節度ある観察のご協力をお願いします」とある。「立ち入り禁止!」などの高…

片木シャツ

この店はある職業?の人たちには販売しないのだろうか?店は蛸薬師通烏丸を東に入ったオフィス街の中にある。

萬福寺その3

法堂の勾欄は卍と卍くずしを組み合わせた面白い文様である。 大雄宝殿(本堂)は「日本唯一最大のチーク材を使った歴史的建造物」(お寺の案内による)であり、本尊を囲むように十八羅漢がおられる。暗くてよく見えないかもしれないが、このお寺は原則的には…