2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

藤野家住宅調査報告書

我が家を研究対象にしたいという人がたまに居られる。 今回は3つのグループが重なって、その内2つの報告書が届いた。一つ目は京都市文化財マネージャー育成講座のフィールドの一つとして利用され、一日付き合った。 2班に分かれた報告書はとても立派なも…

京都国際フランス学園

明治2年に、天皇が「ちょっと江戸に行ってくる」と言ったまま帰ってこられなかったので、 京都の人口も大きく減少し(35万人→20万人)、町が寂れてきた。そんな街を復興するには人材だ、ということで、町衆が土地、資金、資材を投入し 街中に64の小学校を作…

仏光寺Jun'18

番外編・水遊び

気持ちよさそうに水遊びをしているが、この日の京都は38.5℃。 気持ちは分からないでもないが、都会の真ん中を流れる川で決して清流とは言いがたいと思うのは、 京都人だけかもしれない。

祇園祭前祭巡行・特等席

朝早くから果たさなければならない用事があったので、四条烏丸へ。 丁度前祭の巡行がスタートする時であった。四条高倉の大丸前では、各山鉾から届けられる粽を受け取る場所が設けられていて、 多分店長であろうと思われる人が代表して受け取っていた。 四条…

岩戸山見送り

今宵は祇園祭の宵山。今時分は各鉾町から日和神楽が出発している頃かも知れない。 昼間でも相当な人出があったが、宵山はその何倍もだと思う。 四条通は文字通り押すな押すなで、そんな中に出かける気力は失せてしまった。岩戸山は新町通仏光寺にあり、中心…

170年目の閉店・亀屋廣和

ペリー来航が嘉永6年(1853年)というから、それ以前の創業とは驚きである。 しかし、残念ながら店主の高齢化と後継者がいないことから、7月31日で店を閉じる。このブログで今まで何度か取り上げたのと同じパターンである。 植村義次 桂飴 たこえんこの黒糖…

夏のしつらえ

数日間にわたる大雨が終わったと思えば、急に梅雨が明けた。 例年なら祇園祭前祭巡行の日前後に明けていたので、今年は1週間ほど早いか!?我が家では慌てて夏のしつらいに。籐むしろと竹むしろを敷き、すだれを掛け、葦戸を入れて それらしくしてみた。明日…

祇園祭・鉾立

久し振りに街に出たら、丁度長刀鉾の鉾立の真っ最中であった。釘を一本も使わず、縄だけで組み立てるこの技法は、 雄蝶、雌蝶、えび巻きなどと呼ばれている。鉾が立ち上がった函谷鉾では、引き初めが行われていた。 交通量が激しいので、上手くは撮れていな…

元三大師堂

元三大師は延暦寺中興の祖である良源の別名で、 正月三日に産まれたからこの名がついているというのを今回初めて知った。おみくじは彼が創始者とのことだが、 京都の街で多く見られる魔除けのお札の角大師は、彼が鬼の姿に化して疫病神を追い払った時の像で…

味の素の缶

実家の戸棚を整理していたらこんなものが出てきた。 試しにネットで調べてみたら、ちゃんとヤフオクに出品されていた。それならばとメルカリに出品したところ、しばらくは何の反応もなかったが、 最近になって欲しいという人が現われた。 大小2個がセットに…

聖護院

あるクローズドな組織の会合が聖護院であり、その後内部を見学させてもらった。 本山修験宗の総本山であり、修験道・山伏の元締め(?)としてよく知られている。室内は撮影禁止だったが、皇室縁のお寺らしく、天皇の宸翰や菊の御紋を いたるところで拝見で…

東洞院高辻Jul'18

祇園祭は7月1日の吉符入りに始まり、31日の疫神社の夏越の祓い神事で終わる、 1か月にも及ぶ壮大なお祭りである。鉾町だけでなく、一般の家でも祭モードに突入するところがある。

高倉幼稚園Jun’18

以前、幼稚園児向けの訓語にしては難解すぎると書いたことがあるが、 やはり金子みすずは難しいかもしれない。送り迎えに来る父母対象かも知れない?

白峯神宮・夏越の祓い

6月30日は1年の前半の終わりの日である。 京都の各神社では夏越の祓いが行われ、半年間の汚れを祓い清める茅の輪くぐりに人々が集う。 過去の記事 茅の輪くぐりには作法があるらしく、参拝客は看板に書かれた通りに 左回り、右回り、もう一度左回りをして…