2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

東洞院高辻Jul'20

京都の町家には、出窓風のショーウィンドーとも呼ぶべき空間を持っているところが多い。 その中でも特に商売とは関係なさそうなものに注目してみる。 今日は、八坂神社の摂社である疫神社の夏越祭の日である。 これをもって1か月に及んだ祇園祭が終わる。こ…

憶念寺Jun'20

このお寺にしては、初めての相田みつをである。

蜷川虎三の墓

泉涌寺別格本山の雲龍院を後にして、今熊野観音寺、即成院にお参りしてから、新熊野神社に参拝した。後白河法皇が熊野本宮を勧請し、社殿は平清盛が造営。足利義満が観阿弥・世阿弥の能を初めて見たのがこの社で、歴史上の有名人が多数出てくる割には、余り…

京都御池中学Jun'20

教育現場らしい訓語である。 御池中学の前身は柳池中学、その前は柳池小学校。 日本で最初の小学校である。 都が東京に移り寂れてしまった京都の町の復興をめざして、町衆が土地や資金、物品を提供して各町内に小学校を作ったのが明治2年であった。その数、6…

サンガスタジアム by Kyocera

京都サンガの新しいホームスタジアムが亀岡に出来た。 亀岡駅から徒歩3分で到着。 ネーミングライツを活用して、京セラの名前が付いている。球技専用としては宝ヶ池球技場があるが、こちらはスタンド全て屋根に覆われているのがうれしい(大都市では当たり…

雲龍院

7月第2週に弥山(奈良県)に登る予定だったが、大雨の影響で途中の道路が通行禁止となった。せっかく東京から来ている友人をとんぼ返りさせるのは可哀そうと、彼のリクエストで泉涌寺へ参った。その帰りに、大門の横にある雲龍院にお参りした。 いくつかある…

空也寺May'20

さはさりながら、これがなかなか難しい。

今年の祇園祭

今宵は祇園祭宵山。いつもなら、四条通を中心に各鉾町はものすごい数の人で溢れているはずである。 宵山の日に占出山でしか販売されない吉兆あゆも、大極殿で3日間だけ売っている。 鉾が建たない代わりに、大丸京都店では精巧なミニチュアの山鉾が展示されて…

その後の三月書房

以前の ブログ で、近々週休7日になる予定と書いたが、遂にそれが実現した。

願照寺Jul'20

1年に1日しか会えないのだから、大目に見てもいいのでは!? このお寺の法語は季節を織り込んでいるからか、どことなく親近感が湧いてくる。

鬼門除け・嵯峨大覚寺門前町

古来陰陽道では、北東(艮)の方角は鬼が出入りする方角として、また対角線の南西は裏鬼門とも呼ばれ、ともに忌み嫌われていた。鬼門から鬼が入らないようにと、平安京では北東の守護として比叡山延暦寺が建立され、裏鬼門には石清水八幡宮が当てられた。 庶…

義経地蔵

インクラインを上がった場所に小さな祠があり、一体のお地蔵さんが祀られている。 源義経がこの地を通りかかった時、平家の侍の乗った馬が泥水を跳ね上げた。これに怒った義経が相手9人を切り倒したので、その死者を供養するため九体のお地蔵さんを祀ったの…

七夕の贈り物

今宵は新暦の七夕にあたる。天候が思わしくないので、空を見上げてロマンに浸る人も少ないのではないだろうか? 乞巧奠と題するお菓子をいただいた。なんでも七夕の日にしか販売しないお菓子だそうだ。 銘は、天の川、願いの糸、索餅、梶の葉、ありの実、鞠…

高倉幼稚園Dec'19

半年以上前の写真だが、幼稚園の掲示板だからこそ、頷ける言葉である。

琵琶湖疏水を歩く

12月に行われる京都検定、今年の1級のテーマは河川・橋梁ということで、出題確率の高い琵琶湖疏水を歩いてみた。まずはお馴染、ねじりまんぼ。 この上に掲げられている扁額は北垣国道の書で、「雄観奇想」と読める。 インクラインを通って本願寺水道や御所水…

麩屋町高辻May'20

京都の町家には、出窓風のショーウィンドーとも呼ぶべき空間を持っているところが多い。 その中でも特に商売とは関係なさそうなものに注目してみる。 こういうのをびいどろ、あるいはギヤマンというのだろうか?知らんけど、、、。

内藤提灯店

梅雨の晴れ間は提灯店にとっては貴重な時間のようだ。今年の祇園祭は巡行だけでなく鉾立も中止と言うことで、 別の提灯店では例年の三分の一しか製作していないと、 毎日新聞の記事に出ていた。

6月30日

6月30日は1年の折り返しの日であるが、今年の上半期は多くの人にとって過去経験したことのない半年であったろう。この日、京都では厄除けの夏越の祓いに因んで、水無月を食べる風習が昔からある。小豆は悪魔祓いを意味しているとか。 写真のは8人前を一つに…