2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

東福寺・八相の庭

東福寺方丈では、方丈を囲んで東西南北それぞれに異なるお庭が配され、八相の庭と呼ばれている。 他の禅寺に多い伝統的な枯山水とは趣が違っているが、これが昭和の作庭家重森三玲の手になるものである。 南庭 同行したM君は自宅で小さな庭を楽しんでおり、…

千姫の墓

徳川幕府二代将軍秀忠の長女で、七歳にして豊臣秀頼に嫁した千姫のお墓が知恩院山内にあるとは知らなかった。大阪城落城に際して坂崎出羽守に救出されたことが、後に坂崎出羽守滅亡の原因となったというドラマチックな逸話でも知られている。 調べてみれば、…

だん王法林寺Feb'21

(久しぶりに)法語らしい法語である

ローカル線の駅・上狛

京都と奈良を結ぶJRをローカル線と呼ぶのは失礼かも知れないが、この辺りは単線で30分に1回しか電車が来ないのんびりとした駅である。桜と菜の花はローカルの定番か?この地には、高麗寺跡や山城郷土資料館、上狛環濠集落跡がある。近年では、伊右衛門で有名…

将軍塚

青龍殿は最近の建物だが、将軍塚は平安遷都以来1200年以上この地に鎮座している。異変が起きる時鳴動すると言うが、最近ではいつ鳴ったのであろうか? 前日の写真でも分かるように、京都市内を一望できる絶景スポットであるが、青龍殿が出来てから拝観料を払…

青蓮院青龍殿

運動不足解消を兼ね、将軍塚に登ってみた。粟田神社の横から登り始め30分で到着。降りは15分で知恩院さんの大鐘楼に辿り着くことが出来る、お手軽コースである。 この建物は青龍殿と称し平成26(2014)年に建立されたが、もともと大正2(1913)年に大日本武…

法泉寺Feb'21

このお寺は半月に1度更新されている。 聞けば、若いご住職が毎回自分の言葉で紡ぎ出しておられるとのこと。 個人的には、僕の好みのスタイルである。

花園木辻南町

京都の町家には、出窓風のショーウィンドーとも呼ぶべき空間を持っているところが多い。 その中でも特に商売とは関係なさそうなものに注目してみる 初めて通った道沿いに、思いがけない発見があった。

糸桜・近衛邸跡

京都御苑北端に位置する近衛邸跡の枝垂桜は糸桜と呼ばれ、京都では早咲きの桜として知られている。確かに、御苑の他の桜はちらほらと言ったところなのに、こちらは既に満開である。 池の水面まで垂れ下がった桜は絵になるのだが、何故だか今年は水が枯れてい…

化野念仏寺

化野は、鳥辺野、蓮台野と並ぶ、三大葬送の地であった。 「あだし野の露消ゆるときなく、鳥部山の煙立ち去らでのみ、、、、」と兼好法師も徒然草でよんでいる。 毎年の地蔵盆(8月23,24日)には、8千体のお地蔵さんに蝋燭が供えられる千灯供養が行われること…

真葛が原・円山公園

昨日今日の暖かさで、京都市内ではあちらこちらで桜が咲き始めた。 真葛が原とは円山公園周辺一帯をさすらしいが、写真の側にある料亭菊乃井が使っている以外は、あまり聞いたことがない。 お馴染の円山公園の枝垂桜は蕾固しというところか。 咲いているよう…

堺町二条

古来陰陽道では、北東(艮)の方角は鬼が出入りする方角として、また対角線の南西は裏鬼門とも呼ばれ、ともに忌み嫌われていた。 鬼門から鬼が入らないようにと、平安京では北東の守護として比叡山延暦寺が建立され、裏鬼門には石清水八幡宮が当てられた。 …

しんらん交流館Jan'21

しんらん交流館は浄土真宗大谷派(東本願寺)の真宗教化センター で、東本願寺の北側にある。

旧成徳小学校

河津桜を除けば、多分京都市内の町中で一番先に咲く桜ではないだろうか!? 案内板によると、「春めき」という珍しい苗らしい。望遠カメラを構えた人も、携帯のカメラの人も柵に張り付くようにして、思い思いに写真を撮っている。 大正8年にこの地で日本最初の…

二葉タクシー

彌榮タクシーの四つ葉タクシーは全国的に良く知られているように、1300台のうち4台しか走っていない。 幸運の四つ葉のクローバーを意味し、降車時に記念乗車証までもらえるというので、特に観光客に人気である。それに輪をかけてレアなのが同じヤサカの二葉…

大谷祖廟

大谷祖廟は親鸞聖人墳墓の地であり、浄土真宗大谷派(東本願寺)の直轄地である。隣接する墓地は東大谷墓地と呼ばれ、僕らは東大谷さんと呼んでいる。一方、浄土真宗本願寺派(西本願寺)には、大谷本廟という親鸞聖人の廟所があり、その墓地は西大谷さんと…

望月衣塑子さん講演会

東京新聞社会部記者にして、映画「新聞記者」のベースとなった「新聞記者」の原作者の講演会が、コープ自然派主催で先月末にあった。 Zoomでの参加も可能だったが、一度本物を見てみたいと思い会場で参加した。この人の名前が一躍有名になったのは、当時の菅…

法順寺Jan'21

その通り。心したいものである。

梅宮大社

その名の通り梅の名所として知られている。 一の鳥居を抜けて参道の脇にも梅が咲いている。 安産と造酒の神様らしく、門の上にも酒樽が奉納されている珍しい光景を見ることが出来た。 全国の酒蔵から奉納された樽が飾られている。 このお社から10分ほど西に…