伝統芸能

顔見世

] 師走恒例の南座の顔見世が11月30日から始まった。 勘亭流という独特の書体のまねき看板が上がると、京都の人は師走を実感する。こんなところにも京都の季節感を感じるところである。総見という5花街の舞妓、芸妓が総出で顔見世見物をする日がある。多分明…

都をどり

学生寮の後輩であるY君のお招きを受け、入洛中のTさん、Oさんとともに都をどりを観劇した。 京都には5つの花街があり、都をどりは明治5年に始められた祇園甲部の伝統行事である(宮川町は京をどり、先斗町は鴨川をどり、上七軒は北野をどり、祇園東は祇…

神泉苑大念仏狂言

高校時代同級生の岡田君がチケットを手配してくれたので、久しぶりに西京極で京都パープルサンガを応援した。相手が退場して数的優位に立ったのに、同点に追いつかれ、負けに等しい引き分けであった。祝杯を挙げる予定もままならず、怒りを抱いて自転車で通…

昨日は金剛能楽堂で「黒塚」を鑑賞した。因みに観世流では「安達が原」というらしい。 四条室町の菊水鉾町から移転してからは、金剛さんに行くのは初めてである。 客席は以前より広くなった感じで、桟敷席がなくなり椅子席になった。御簾席は健在である。客…