知人・友人

那須岳・三斗小屋温泉

10月中旬、北関東の那須岳に登ってきた。 那須岳とは、活火山の茶臼岳や朝日岳など一帯の山々の総称であり、那須連山と呼んだほうがいいかもしれない魅力的な山塊である。 同行したのはニュージランドトレッキングに行った仲間に加え、現地で知り合ったSさ…

ミルフォードサウンド脱出行

2月初旬にミルフォードサウンドで大雨のためロッジで3日間缶詰になった話は過去に投稿したが、ヘリコプターによる脱出(救出?)の様子がyoutubeにアップされた。アップしてくれたのは現地で知り合った日本人のSさん。僕らのグループのOさんとかつて同じ会…

経ヶ岬

旅行についてもまだそれほどうるさく言われていなかった3月中旬に、高校時代の友人たちと丹後地方を訪れた。 ここは近畿最北端の地で、経ヶ岬灯台が建っている。 今から120年前以上に建造されたとは思えない立派な白亜の灯台である。 天気予報で「経ヶ岬沖浪…

オーストラリア紀行・その2 タロンガ動物園

オーストラリア2日目。当初の予定では、ブルーマウンテンでのハイキングのつもりだったが、雨が降っているのと、山火事(現地ではbush fireと呼んでいた)の影響で、全部回れないかもしれないと思い、計画を変更してシドニー市内観光。 日本にいる時に、オ…

ニュージーランド紀行・その1 クイーンズタウン

1月末から13日間の予定で、友人たち4名でニュージーランドとオーストラリアを旅して来た。 その行程をおいおい載せていきたい。最初の宿泊地クィーンズタウンはワカティプ湖に面したとても美しい街である。 とても小さな国際空港である。 近年非常に住宅価格…

湖北・観音の里

少し前のことだが、行きつけの小料理屋さんの仲間たち(松長仏像部と称す)と国宝十一面観世音がおられることで有名な高月町の渡岸寺にお詣りしてきた。 噂にたがわぬ素晴らしい観音様で、人々が魅了されるのが良く分かる。 元亀元年の浅井氏と織田氏の合戦…

【番外】早稲田大学歴史館

早稲田大学歴史館で開かれている「資料に刻まれた早稲田の歴史」展に出かけてきた。 昨年1年間に寄贈された資料のお披露目みたいな展示で、28人が何らかの資料を寄贈していた。 僕もその内の一人だが他の人の重厚な資料と比べると恥ずかしいものである。 事…

地蔵院(竹の寺)

友人M君が入洛したのでかねてから訪れてみたかった地蔵院に参拝した。 通称竹の寺と呼ばれる竹の参道が見事な臨済宗の小さなお寺である(お庭の苔もきれいだった)。 十六羅漢の庭や猪目窓など趣のあるスポットは撮影禁止で残念であった。市街地から遠く離れ…

グループ諧

東京の宮田画伯が関東一円の高弟を連れて京都に写生旅行に来られるようになって何年経つだろうか?毎回舞妓さんのスケッチと翌日はお寺の写生がセットになっている。 今までは祇園町だったが今回は趣向を変えて上七軒で。 10分スケッチして5分休憩、これを3…

瑞牆山・金峰山

金峰山頂から見上げる霊峰富士 中学高校時代の同級生で、古稀の会をきっかけに結成されたおじいグループ。今回は、瑞牆山・金峰山に挑んだ。 共に百名山だが、瑞牆山は巨岩・奇岩のオンパレードで有った。 この日は我々以外に宿泊客は一人だけ。山小屋の主人…

北八ヶ岳初冬

11月後半の3連休を利用して北八つに出かけた。手前にそびえる赤岳や阿弥陀岳はこの時期ちょっとしんどかろうと、 ややお手軽な北横岳を目指した。 奥にそびえるのは南アルプス。北岳、仙丈岳、甲斐駒が見える。 主峰赤岳はうっすらと雪化粧。 七つ池は全面…

詩仙堂

元の会社の仲間たちで構成される「京都を愛でる会」の会合が、年に2回ほどあり、 今回は洛北の秋を愛でることになった。残念ながら紅葉には少し早かったようで、詩仙堂でもこの程度である。その分、秋を代表する果物、柿が実っていた。 純日本庭園に柿の実…

筍掘り

日本一の筍の産地と言われる乙訓(おとくに)地方で、 長岡京市観光協会主催の筍掘りを体験した。同行は前の会社の関西在住同期者4名で、 地元長岡京市在住の西堀君が1日12名しかない狭き枠をアレンジしてくれた。 今日のフィールドはこちらである。始める…

トップリーグ観戦

東京からの知人に誘われて、久しぶりにラグビーを生で観戦した。 東京にいた頃は大学ラグビーを中心にしょっちゅう行っていたが、 最近はほとんどご無沙汰であった。 その当時は社会人リーグと呼んでいたのが、今ではトップリーグとなっている。 それだけで…

宮津

単なる山登りだけを楽しむのではなく、その後の温泉と美味しいお酒がセットになって 初めて完結するのが、我ら五人衆の山行である。ところが今回は雨のため、早々に由良が岳登山を断念した。 みんなの軸足は山登りではなく、蟹の方に有ったようだ。当分蟹は…

東福寺

紅葉の名所としてあまりにも有名な東福寺。 10日ほど前のことであるが、東京から来た友人の松宮君を伴って訪れた。 臥雲橋から見る通天橋。もう半月もすれば真っ赤に色づく事だろう。 その頃になるとこの橋の上は大混雑となる。 危険防止対策として今年から…

槍ヶ岳

8月6日から9日までの予定で槍ヶ岳を目指した。 初日は横尾山荘に泊まった。 前穂と明神がよく見える。 翌朝(8/7)。モルゲンロートというよりは黄金の前穂である。 この頃は台風の影響は全く感じられなかった。槍沢ロッジの掲示板。 7日午後から風雨が激し…

旅館観岳

下山後すぐに帰宅するというような野暮な山登りをしないのをポリシー?としている。 今回は奥飛騨温泉郷中尾温泉「旅館観岳」に一泊した。 後方の山は、積雪が多く登頂できなかった笠ヶ岳。南に目を転ずれば焼岳が。こじんまりした家族経営の宿で、宿泊客は1…

双六・三俣蓮華

双六岳から三俣蓮華岳への道中。 遠くに鷲羽岳と水晶岳を望むことが出来る。左の三俣蓮華からは、黒部五郎岳や薬師岳、雲ノ平もよく見えた。例年になく残雪が多いようで、何十回となく雪渓をトラバースした。 そのお蔭か、至る所でお花畑を見ることが出来た…

鏡平山荘

昨秋開催された高校の同窓会で、山好きの同級生がいることを知り、一度みんなで行ってみようかと言うことになった。 計画は次の通り。 1日目:新穂高温泉(9:00)−鏡平山荘 2日目:鏡平山荘(6:00)−双六小屋 双六岳、三俣蓮華岳をピストン 3日目:双六小屋…

カモメのえさ

気仙沼―大島間のフェリー乗り場では、こんなものが売られていた。使い方はこの通り。 民宿の人の話によれば、観光客の少ない昼間は、カモメもよく知っているらしく 余り集まってこないとのこと。試しに違う種類のスナック菓子を与えたところ、見向きもされな…

気仙沼大島

さんさん商店街から見る防災対策庁舎3階部分被災地を見てみたいという友人の弁護士夫妻を伴って、 2泊3日で宮城県沿岸を旅してきた。南三陸町は、被災時はもちろん1年前と比べても大きく変貌していた。 街中が盛土でかさ上げされていて、防災対策庁舎だ…

善峯寺

先月のことだが、東京の友人N君と、天王山から西山古道を通り、善峯寺までハイキングをした。途中の山の中では、クリンソウの群生を見ることができた。善峯寺は有名な天然記念物遊龍松の他、花の寺としても知られている。 応仁の乱で荒廃していたのを、五代…

南禅寺界隈の別荘群

桜の時期は、サラリーマン時代の同期で関西在住者と京都を巡るのが通例になってきた。 今回は都をどり観劇がメインだが、その前に南禅寺界隈の桜を愛でた。南禅寺は伏見稲荷や金閣寺と違ってそれ程メジャーじゃないと思っていたのだが、 予想に反して多くの…

カトリック衣笠墓苑

昨秋のことであるが、高校同級の奥田君と山根君に誘われて、 前年にお亡くなりになった恩師の墓にお詣りした。キリスト教の墓地を訪れたのは同志社墓地以来だが、 規模はこちらの方が大きいような気がする。聖書の言葉を墓石に刻んだり、ロザリオを掛けたりと…

尾瀬その2・長蔵小屋

燧ケ岳からの下山は、見晴ルートが土砂崩れで通行できないので、 長英新道を通り、尾瀬沼畔の長蔵小屋で荷を解いた。お風呂があるのはとてもありがたく、汗まみれの身体と心を癒すことができた。ご存知のように尾瀬の自然を守るため、人間の行動は厳しく制限…

尾瀬

8月に行く京都校友会山の会の下見を兼ねて、6月下旬に尾瀬に行ってきた。 尾瀬を知悉しているI君とT君に同行してもらった。梅雨時期にもかかわらずこの日だけは快晴で、 燧ヶ岳からは360度のパノラマを見ることができた。眼下は尾瀬沼。こちらは尾瀬ケ原。…

フランソア

全国展開しているカフェチェーンが京都にも増えてきているが、 そんな状況下でも地元の個性的な喫茶店が頑張っているのは 京都ならではの特徴かもしれない。その代表格の一つ、喫茶フランソアである。いつもと違う奥の部屋に入ればこのように絵が掲げられて…

気仙沼・南三陸

友人たちと仙台で会う用事があり、初めてだという友人を伴って次の日被災地を巡ってきた。 気仙沼は1年前とほとんど変化がなく、変わったことと言えば フェリー乗り場の建物が取り壊されていたことくらいか。食べきれないほど大盛りの海鮮丼(なんと1200円!…

グループ諧・神護寺

高雄から300段以上の石段を上ると、神護寺の山門が見えてくる。 文字通り山寺と言う感じがする。山内は広々としていてスケッチするにはうってつけであるが、 念のため許可をいただいた。紅葉にはまだ間があったので、参拝客は少なかった。 金堂は昭和10年に…