神社

葵祭・御阿礼の神事

京都三大祭りの一つ、葵祭は上賀茂神社・下鴨神社の祭りで、5月15日に路頭の儀(巡行)、社頭の儀が行われるが、それ以外にも多くの祭事が行われる。 例えば、5月3日の流鏑馬神事(下鴨神社)、5日の競馬神事(上賀茂神社)は有名であるが、5月12日に行われ…

北野天満宮・伴氏社

京都三大珍鳥居の一つである。 京都検定に出るのではと、下調べに行った時の写真である。どこが珍しいのかちょっと見ただけでは分からないが、 蓮の台座に載っているのが珍しいとのこと。そういえば台座に載っている鳥居など見たことがないかもしれない。

千喜万悦天満宮

西念寺という小さなお寺(昔はもっと広かったそうだが、五条通拡幅で現在の姿に)の 門前にひっそりと佇む天満宮である。小さいながらもたくさんの御利益があるようだ。 いかに菅原道真といえども、これだけ多くの願いをかなえるのは大変なことだと つい思っ…

護王神社

来年は亥年。イノシシと来れば護王神社である。 ご祭神である和気清麻呂が弓削道鏡から命を狙われたところをイノシシが助けたことに因み、 イノシシと関係の深い神社として知られている。最近では足腰の神社として有名になったようで、 僕の友人がわざわざ東…

浅間大社

熱海の翌日は、身延線各駅停車の旅としゃれこんだ。 まづは富士宮にある浅間大社。「富士山の噴火を鎮めた御神徳により崇敬を集め、富士山信仰の広まりと共に 全国に祀られた1300余の浅間神社の総本宮と称されるようになりました。」と案内にはある。富士山…

金札宮

きんさつぐうと読み、伏見で最も古い神社と言われている。 この神社が最近脚光を浴びているらしい。高札によると、「五穀豊穣と帝都の守護」を願って建てられたらしいが、 近頃は金運アップのパワースポットと化しているようだ。

祇園梛神社

この神社で行われた祭が元となって祇園祭(祇園会)が発祥したとされ、 元祇園社とも呼ばれている。面白いのは、隣に隼神社の本殿が並んでいることである。 摂社や末社でもないのが、同じ境内に隣接しているのは珍しい。高札によれば大正7年に隼神社がこの地…

飛行神社

京阪電車八幡市駅といえば、石清水八幡宮にお参りするのに最も便利な駅だが、 駅から歩いて5分ほどのところにあるこの神社は余り知られていないのか、 お参りする人も少ないようである。当神社縁起略記によれば、明治24年に日本人として初めてゴム動力プロ…

白峯神宮・夏越の祓い

6月30日は1年の前半の終わりの日である。 京都の各神社では夏越の祓いが行われ、半年間の汚れを祓い清める茅の輪くぐりに人々が集う。 過去の記事 茅の輪くぐりには作法があるらしく、参拝客は看板に書かれた通りに 左回り、右回り、もう一度左回りをして…

下御霊神社・笑う狛犬

一見して笑っているようには見えないかもしれないが、こちらと比較すれば分かっていただけるかもしれない。明日はこの神社の祭礼がある。

エジソン記念碑

春の陽光を浴び、一匹の猫が気持ちよさそうに寝そべっている。後ろに建っているのはエジソン記念碑。 なぜエジソンの記念碑が石清水八幡宮にあるのか?エジソンが白熱電球を発明するに際して、フィラメントの素材を求めるため 世界中を探した結果、ここ男山…

冠者殿社

四条通に面しているのでこの前は何度となく通っているが、 東隣にある八坂神社御旅所の一部だとばかり思っていた。そうではなく、八坂神社の境外末社で、商売人の信仰が篤いようである。長い間住んでいても、京都にはまだまだ知らないことが山ほどある。

応仁の乱勃発の地・御霊神社

京都の人が「先の戦争と言えば、応仁の乱である」というのは都市伝説だが、 昨年は応仁の乱が始まってから550年の節目の年であった。山名宗全の屋敷があった辺りが西陣と呼ばれ、西陣織を始め今日までその名は良く知られているが、 翻って東陣の名前は一般に…

御金神社

行列が出来るというほどではないが、ビルの谷間の小さな神社にもかかわらず、 多くの参拝者で賑わっている。 もともとは金属に関係する神社だったはずだが、 御金=おかねと読み替えて、急に参拝者が増えた。この近所に住んでいた人の話によれば、ほんの数年…

伏見稲荷

トリップアドバイザーで4年連続1位になった伏見稲荷大社。 それを裏付けるかのように、午後4時でも千本鳥居は外国人観光客であふれていた。それにしても、こののぼりは何のため、誰のために設置されているのだろうか? これさえなければ、参道もすっきり…

疫神社・夏越祭

八坂神社の疫神社では、7月31日に大茅の輪を設け、夏越祭が行われる。 いつもは静かな神社も、この通りお参りの人が列をなしている。この神事をもって、1か月にわたる祇園祭が終わる。普段の疫神社

愛宕神社

夏山の足慣らしを兼ねて、愛宕山に登って来た。清滝川を渡ると、上りが始まる。 約4km、2時間強の上りである。ところどころに山ツツジが咲いていて、目を楽しませてくれた。随所に案内板があり、説明を読みながら登る。 平野屋の前の一の鳥居から50丁あり、…

葵祭・上賀茂神社社頭の儀

5月15日は葵祭行列巡行の日である。 平安時代には、「祭り」と言えばこのことを指したほど人気があったらしい。 どうしても、源氏物語の葵上と六条御息所の車争いを連想してしまう。お誘いをいただいたので上賀茂神社の社頭の儀に参列した。 因みに行列は路…

北野天満宮・梅花祭

2月25日は菅原道真の祥月命日で、北野天満宮では梅花祭が行われる。梅苑の梅も見ごろで、毎月25日に行われる市(天神さん)とも重なり 大変な人出である。 ひょっとするとお正月より多いのかもしれない。本殿にお詣りするのも長蛇の列に並ばなくてはならない…

吉田神社・節分祭

全国の神社の元と言われる吉田神社の節分祭は、 特に追儺式が有名である。 幼い頃連れて行ってもらったことが、遠い記憶に残っている。 参拝者が見上げる視線の先、屋根の上に黒猫が鎮座している。 聞けば野良猫とか。 暗い中で二つ光って見えるのが猫の目玉…

初詣

元旦午前中に近所の神社にお詣りするのが習わしとなっている。いつもは参拝客が少ない境内も、この日ばかりは行列ができている。 それなりのお賽銭収入があると思うのだが、平安中期創建で由緒正しいこの神社は荒れ果てている。 せめて崩れた土塀だけでも修…

高級マンション・梨木神社

「雪国」風に言えば、「梨木神社の鳥居をくぐると、そこは高級マンションだった」となる。京都御所清和院御門に隣接するまたとない立地ではあるが、、、、。建築中の様子ここだけでなく下鴨神社の例でも分かるように、お寺と違って神社の経営は大変な様であ…

須賀神社節分祭

この神社は小さくてあまり有名でない割には、女性のお詣りが多い。 この懸想文のお守り(縁結び)を求めていくのである。この女性はどうやら願いがかなったらしく、長々とお礼を述べていたのが印象的だった。昨年の記事

豊国廟

猿と言えばやはり豊臣秀吉を連想する。 その秀吉が祀られているのが豊国廟である。秀吉の遺命でこの阿弥陀ヶ峰に葬られ、山腹には豊国大明神として 豊国神社に祀られたが、豊臣家滅亡後江戸幕府により廃祀されてしまった。 現在の豊国廟は豊太閤300年祭に当…

新日吉神宮

今年は申年ということで、猿に関係ありそうなところにお参りしてきた。 まずは新日吉神宮。こう書いて「いまひえじんじゃ」と読む。狛犬ならぬ「狛猿」が出迎えてくれる。豊国廟に近いので豊臣秀吉に起源を発するのかと思いきや、 平安時代後白河上皇が近江…

日向大神宮

地下鉄蹴上駅から直ぐのところにある日向(ひむかい)大神宮は 桜と紅葉の隠れた名所である。 南禅寺水路閣から疏水を遡っても行くことができる。 参道入り口には桜が咲いていた。 何の種類だろうか、この時期に咲くものだろうか?

向日神社

京都市の西、乙訓地方に位置する向日(むこう)神社は、桜の名所として有名であるが、 また紅葉の名所としても知られている。 これは1週間前の写真だが、紅葉はサッパリ。 みどりもみじのトンネルと言ったところか!?

安井金毘羅宮

安井金毘羅宮は縁結びの神様であり、願い事を書いた「形代」を この石碑に結び付け、石の門をくぐると願いがかなうと言われて 多くの人が参拝している。これならどこにでもある普通の縁結びの神さんとあまり違いはないが、 この神社の凄いところは、本殿の周…

愛宕神社神楽講

愛宕神社神楽講創立110周年記念祭(神楽講記念総参)に参列してきた。 親の代(おそらく祖父の代)から講に入っているものと思われ、 その意味も深く知らないまま参加した。 因みに、上賀茂神社や石清水八幡宮の講にも入っていたかと思うが、 僕の代になって…

大豊神社氏子祭

後輩夫婦を案内して哲学の道から法然院への道すがら、 大豊神社の祭礼に遭遇した。地域を巡回しての最後の行程のようで 見守る人はほとんどいなかった。剣鉾が4基巡行に参加していた。途中は横にして担いでいたが、 参道に差し掛かって上に差し上げて練り歩…