花だより

シダレザクラ・出水の小川前

京都御苑の中では、近衛邸跡の糸桜の次に咲きだすのが、「出水の小川」前のこの枝垂桜である。 この南側は、ユキヤナギの生垣と化していた。 一方、1週間前にお参りした上賀茂神社では、一の鳥居の横に一本咲いているだけで、 境内の枝垂桜は眠ったままであ…

岡崎疏水

5日前に撮影したものだが、午前中はどんよりしていたものの、 昼からは満開の花を愛でる絶好のお花見日和となっていた。

嵯峨野の春・植藤造園

桜守として有名な佐野藤右衛門さんの造園は、見事な桜が見られるとあって(しかも無料)、この時期多くの人が訪れる。 昨年の台風21号で被害を受けたので今年の公開は危ぶまれていたが、それは杞憂であった。 訪れたのは今週火曜日であったが、ご覧のとおり…

嵯峨野の春・宇多野ユースホステル

このユースホステルは僕の学生時代からあったが、今ではこのような立派な施設に生まれ変わっている。外国人のホステラーが多いのもここの特徴である。なんでも、最近は「食後のミーティング」は強制参加ではなくなっていると聞く(ここだけでなくどこでもそ…

嵯峨野の春・広沢池

平安時代に造られた広沢池だが、今では四季折々の風情が楽しめる名所となっている。 特に冬の時期に行われる「鯉揚げ」はユニークな行事である。またロケ地としても有名で、多くの時代劇の舞台となっている。

嵯峨野の春・平安郷

広沢池畔に某宗教教団が所有する広大な敷地がある。 通常は非公開だが、春、初夏、秋に限っては1週間程度一般公開される。訪れたのは2月並の寒さの(比叡山に雪が積もった)日だったので、桜も満開とまではいかず。当初の予定では本日までだったが、7日まで…

法金剛院・開花

京都には珍しい律宗のお寺である。 蓮の寺としても有名だが、それはもう少し先か? 数日もすればこの「開花」の貼り紙の下に隠されている「満開」の文字を見ることができるのだろう。

嵯峨野晩秋・二尊院

釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を本尊としているのでこの名が付いた法然上人ゆかりのお寺である。 総門から本堂へ向かう参道は「紅葉の馬場」と呼ばれ、紅葉の名所として有名である。反対方向から見た風景本堂勅使門本堂から見る勅使門

嵯峨野晩秋・常寂光寺

奥嵯峨の地にあって、広い境内を有する日蓮宗のお寺である。 藤原定家の「忍ばれむ物ともなしに小倉山軒端の松ぞなれてひさしき」に因んで、 軒端寺とも呼ばれている。残念ながらピークを過ぎていたが、 それでもところどころに鮮やかな紅葉を見ることができ…

嵯峨野晩秋・化野念仏寺

化野は古来より葬送の地であり、 徒然草にも「あだし野の露消ゆる時なく、鳥部山の烟立ち去らでのみ、、、」と有名な一文がある。お寺の案内によれば、化野に葬られた人々の墓が何百年を経て無縁仏と化し、一帯に散乱していたものを 明治中期にこのお寺に安…

嵯峨野晩秋・大覚寺

60年に一度ご開封される嵯峨天皇宸翰の般若心経(今年が1200年目にあたる)の一般公開が終わったばかりで、 大覚寺の参拝客はそう多くはなかった。紅葉もそろそろ見納めの、12月初旬に訪れた。台風21号による被害も大きく、大沢池を巡ることは出来ず、名古曽…

酬恩庵・一休寺

一休禅師が60歳代でこの寺に入り、宗祖の恩に酬いる意味で酬恩庵と名付けられた。 81歳で大徳寺の住職になった時も此のお寺から通い、88歳でこの地で亡くなった。今年の「そうだ 京都、行こう」の舞台にもなったこともあり、 田舎の小さなお寺に多くの観光客…

山ツツジ・醍醐の花見

豊臣秀吉の醍醐の花見で有名な桜の名所である醍醐寺だが、見頃はすでに終わったようである。拝観料1500円、更に上醍醐に入るのに600円という高額の入山料を避けるように 寺の横の道を通って醍醐山までハイキングをして来た。 山道では桜に代わって、ツツジが…

背割堤

ここの桜が有名になったのはごく最近のことだと思う。京阪電車八幡市駅から徒歩10分程度のところにある。 この駅は普段、石清水八幡宮(全国の八幡神社の本家?である)への参拝客で賑わっているが、 この時季は花見客が列をなしている。木津川に掛る御幸橋…

一の舟入

今年の桜は、ことのほか早いようである。 一昨日はちらほらだった疏水の桜も昨日一斉に満開となった。この木屋町通も急に咲きだした感がある。 昨日一日で京都の桜はエンジン全開である。 24日に嵐山に出かけたが、まだまだであった。 23日に墓参の途中で見…

開花宣言

京都は昨日開花宣言が出されたが、例年に比べて早いような気がする。お墓参りの途中、古門前通の突き当りに2本だけ咲いていた。 これが今年初めて見かけた桜である。有名な円山公園の枝垂桜は未だであったが、その前に咲いている白い木は満開で、多くの観光…

梅・桂離宮

友人のM君夫妻が入洛し、リクエストにより桂離宮を見学することに。桂離宮は紅葉や桜は知られているが、広大な庭園にもかかわらず、梅の木はほとんど見られなかった。 唯一人目を引いたのが、月波楼横のこの梅の花であった。シンプルな建造物やお庭は何度見…

新島襄旧邸

京都市のある委員会が新島会館で開催された。お隣の新島襄旧邸では一本の梅の木が満開であった。

今熊野観音寺

泉涌寺塔頭の一つで、境内もそれほど広くはないが、 隠れた紅葉の名所で、西国三十三ヶ所15番目の札所でもある2週間ほど前の写真なので現在はどうなっているか定かではない。

ザ・リッツカールトン京都

ザ・リッツカールトン京都の中庭では見事な紅葉を見ることができる。 聞くところによれば、見頃は結構長いようである。 ホテルの横の鴨川では、ブライダルの写真撮影が行われていた。 近年京都の街ではこの様な光景を見かけるのは珍しくないが、 その大部分…

高山寺石水院

三尾の最後は高山寺。 デュークエイセスの「女ひとり」2番に出てくる。 国宝の石水院には、余りにも有名な鳥獣戯画図があり、 模本ではあるが、自由に撮影できる。その他表参道から金堂を見上げる石段や常夜灯、日本最古の茶園など見どころ満載である。

西明寺

高雄・神護寺に加えて、槇尾・西明寺、栂尾・高山寺を併せて三尾と呼び、 古くから紅葉の名所として有名である。西明寺は、神護寺と高山寺のほぼ中間に位置する小さな古刹である。 パンフレットによれば、天長年間(824-834)に弘法大師の高弟智泉大徳が創建…

神護寺

京都の紅葉の名所はと言えば、昔から高雄と相場が決まっていた。 神護寺は山寺ゆえ、広大な敷地が心を和ませてくれる。2年前に訪れた時の記事

東福寺

通天橋から見た臥雲橋。 洗玉澗から見た通天橋。 紅葉も見事だが、人出の多さにもビックリする。3週間前との差は歴然としている。 後から見た通天橋。

鳥羽の藤

正式には鳥羽水環境保全センターという京都市の下水処理施設である。 蹴上浄水場のつつじは何十年も前から有名であるが、 こちらが公開され始めたのは最近のことである。京都駅八条口の無料バス乗り場に多くの職員が配置されていたところを見ると、 京都市上…

椿一輪

庭に咲いていた椿の花。 どういう訳か、今年は余り椿の咲きがよくないようである。

競演・ソメイヨシノとベニシダレ

京都では、そろそろソメイヨシノは葉桜になってきたが、 遅れてベニシダレが咲いている。ここ京都地方裁判所は周囲に植えられているベニシダレが見事である。通りを挟んで南側には御所南小学校の桜が。ここには、開校時からのソメイヨシノに加えて、卒業記念…

花筏

鴨川も四条大橋より下流は、人の往来はとんと少なくなる。 特に右岸は。そのお蔭か禊川では、アオサギや鴨が桜を楽しんでいる?こちらは、岡崎周辺の疏水の花筏である。

鴨川・半木の道

植物園横の半木の道は、ベニシダレが今を盛りと咲いている。右岸には満開を過ぎたソメイヨシノが。下って、北大路橋を過ぎると、まだソメイヨシノを楽しむことができる。

南禅寺界隈の別荘群

桜の時期は、サラリーマン時代の同期で関西在住者と京都を巡るのが通例になってきた。 今回は都をどり観劇がメインだが、その前に南禅寺界隈の桜を愛でた。南禅寺は伏見稲荷や金閣寺と違ってそれ程メジャーじゃないと思っていたのだが、 予想に反して多くの…