行事

地蔵盆2014

今年は町内会長を仰せつかっていることもあり、 地蔵盆には全面的に関わってきた。地蔵盆に関する過去のブログ京都の町中を歩けば、各町内ごとに立派な祠に納まっている お地蔵さんを拝むことができるが、元々我が町内にお地蔵さんは居られず、 従って祠も存…

古本まつり

午前中に墓参りを終え、その足で糺の森で開かれている古本まつりに出かけた。 今年で27回目というから、京都の夏の行事として定着したようである。 そのせいか、文字通り老若男女が下鴨神社の参道を通って、多数繰り出していた。 あるジャンルの本を探したの…

京の冬の旅・正伝永源院

先月のことであるが、恒例の「京の冬の旅」で特別公開していた 建仁寺塔頭正伝永源院を訪れた。 ここは、元は正伝院と永源庵が一つになった珍しいお寺である。 祇園町の南端にあるので、塀越しに祇園甲部歌舞練場が見える。 何といっても三大国宝茶室のうち…

春の一般公開

京都御所春の一般公開が始まった。 毎年春秋の恒例行事なのでことさら興味はなかったが、 今年は建礼門が開かれると聞き、思い立って出かけてみた。天皇陛下の傘寿を記念してとのことで、17年ぶりに開けられたとか。 門の外からでも紫宸殿を見ることができる…

お雛様

妻の実家にあったお雛様。久しぶりに飾ってみた。 妻の祖母のものというから、百数十年は経っているのかな? うちにひな壇があれば、ちゃんとお飾りできたのに。 こちらは娘のために義母が贈ってくれたもの。 いわゆる団地サイズで、関東風である。旧暦の3月…

京の冬の旅・阿弥陀寺

織田信長が本能寺で討たれたとき、この寺の僧が 亡骸をこの寺に運んで埋葬したと伝わっている。 もっともその当時は別の場所(今出川大宮)にあり、豊臣秀吉が都市計画で寺町通を作り、 京都の寺を一か所に集めた時、この地に移転してきたのである。本堂には…

顔見世

昨日12月2日は顔見世3日目。祇園甲部の花街総見があった。京都新聞の記事今年こそこの日にと願っていたのだが果たせず、夢は次年以降に持ち越しとなった。

宗像神社・神賑いの日

御所にある宗像神社で「神賑いの日」があると観光協会のパンフレットに 載っていたので、どんなものかと思って見に行った。 この神社は京都御苑内にあるが小さくて目立たないので普段でも訪れる人もまばらである。 この日も参列者は10人強で、後でわかったの…

送り火

8月16日は五山の送り火である。 午後8時に東山の如意が岳に大の字が灯され、左回りに松ヶ崎の妙法、左大文字、舟形、 最後に嵐山の曼荼羅山に鳥居形が灯され京都の夜を彩る。お盆で帰ってこられたご先祖様が再びあの世に帰って行かれる道中を明るく照らすと…

水無月

今日、6月30日は上半期最後の日である。 京都では、半年の穢れを祓い清めるため、 夏越の祓いが各神社で行われる。 八の字周りをするのが習わしである。 ここ下御霊神社でも朝早くから多くの人がお参りしていた。 歩き始めたばかりの幼児も懸命に茅の輪をく…

お正月2013

今年の三が日も無事暮れようとしている。 これが我が家のお雑煮である。 白味噌仕立てのお汁に、丸餅、大根、里芋と白尽くめである。 小皿に乗っているのは、ごまめ、たたき牛蒡、伊達巻と京都のお節に欠かせない棒鱈である。我が家の正月は、7年前のブログ…

サンタマラソン

受付スタッフもサンタ姿である 手づくり感満載毎年12月23日に、鴨川の河川敷(丸太町橋から三条大橋の往復)を、サンタクロースの格好をして走るというのが サンタマラソンである。マラソンと言ってもタイムを競うのではなく(当日京都では全国高校駅伝が行…

上徳寺・よつぎ地蔵尊大祭

富小路通五条下るにある上徳寺は、境内にある地蔵堂に世継地蔵尊がおまつりされているところから、 「京の世継さん」として親しまれている。 去る2月8日にはよつぎ地蔵尊大祭が催され、参拝者には粕汁が振舞われた。 粉雪の舞う中、信心深い多くの参拝客が願…

大遠忌始まる

親鸞聖人750回遠忌法要が西本願寺で始まった。震災の影響で多少変更された部分はあるが、全国から多くの門徒が参拝に訪れている。街中で彼らを見かける機会も多くなった。 本願寺界隈の案内板も探せばこのように見つかった。 ] 京都駅前ではこのような光景も…

おんきとえんき

知恩院三門(国宝) 修理中の東本願寺御影堂 西本願寺唐門(国宝) 今年は法然上人800年遠忌と親鸞聖人750年遠忌に当る年である。50年に一度の大行事で、さぞや全国、全世界から多くの人がお参りに訪れるだろう。 法然上人の浄土宗と親鸞聖人の浄土真宗は、…

壬生狂言

壬生狂言は通常4月に行われるが、節分会の行事としてこの日に1演目だけ披露される。演目は文字通り「節分」であり、人間の扮装をした鬼が民家に現れるが酒に酔っ払ってしまい正体がばれ、豆を撒かれて退治されるまでを演じる無言劇である。場所は重要文化財…

節分会・壬生寺

昨日は立春、その前の日は節分。京都では多くの社寺で節分会が行われるが、今年は京都の裏鬼門といわれる壬生寺へお参りした。因みに表鬼門は吉田神社であり、むかしからこの二つの社寺の節分会は有名で、賑わっている。 境内に並ぶ屋台の中で一番の賑わいを…

下鴨神社・蹴鞠初め

世界遺産である下鴨神社では一年を通していろんな行事が行われるが、1月4日は蹴鞠初めである。糺の森から続く参道には正月らしく多くの露店が出ている。神社の配慮だろうかこのような焚き火も提供されていて、暮から続く寒さの影響か多くの人が暖をとってい…

顔見世2010

本来の芸とは別のところで何かと話題の多かった今年の顔見世ではある。この写真は12月初めに撮ったもので、件の役者のまねきはまだ上ったままである(この2日後に下ろされたそうな。またプログラムも全部刷り変えたらしい。大変な出費である)。 この白い割…

全国高校駅伝

冬の京都のスポーツといえば駅伝である。1月には都道府県対抗女子駅伝があるが(今年の京都チームは超豪華メンバーである)、その前に高校駅伝がある。いつもは自宅付近で見るが、今回は用事もあったので烏丸紫明交差点で見た。2区の終盤、残り100mで3区…

祇園町の地蔵盆

京都では8月23日に地蔵盆が行われる。最近ではその前後の土日を利用して行うところも増えているが、ここ祇園町では昔ながらに23日である。場所もお茶屋さんの前でいかにも祇園町らしい。浴衣姿の舞妓さんが目の前を通り過ぎたのも、また祇園町らしい風情であ…

随心院・はねず踊り

はねずとは、うすべに色のことを指し、随心院の紅梅もこの名で呼ばれていた。深草少将が小野小町を慕う余りに百夜通いの悲願をたてたが、99日目の大雪の夜に代人を立てたので恋に破れた伝説を主題としているのがはねず踊りである(99日目に疲労で死んだとの…

節分のおばけ

京都では節分に、男女が着飾って(趣向を凝らして、今で言う仮装)遊ぶという風習が残っている。花街が主だが、室町などの商家でも残っていると聞く(事実、素人と思しき一団が、けったいな格好をして歩いているのを見たことがある)。 これはstar warsの格…

雪月花の会・高台寺圓徳院

今月半ば12日のことであるが、まほうやさんにご招待を受け、雪月花の会に行ってきた。祇園下河原から石塀小路に向かい、ねねの小径と名付けられた細い道を行くと圓徳院の北にでる。 今年のテーマは「赤と黒」だそうで、参加者は必ず赤と黒をフューチャーしな…

お盆

お盆のお墓参りに出かけた。我が家は浄土真宗なので、浄土宗ほど大層なお盆の行事は行わないが、お墓参りは欠かさない。ここには、このように2万基以上のお墓があるので参拝客が絶えず、この時期にはバケツや柄杓が足りなくなることがある。 花で念仏の2文…

節分会・法住寺

後白河法皇陵を守るように建てられているのがこのお寺である。場所は三十三間堂の東隣、北には養源院がある。国立博物館への道すがら、ほら貝の音色に引かれて境内へ。 折りしも節分の追儺式の最中で、さほど広くない境内は参拝客であふれていた。おなじみの…

全国都道府県対抗女子駅伝

この駅伝もすっかり京都の冬の風物詩として定着した感がある。我が家から100メートルの丸太町通りは、前半が3区後半が8区で、いづれも中学生ランナーが走る区間である。 丁度この少し前で京都の選手が1位に立ったところであるが(後ろに2位の選手が少しだけ写…

坂本町レクリエーション・しょうざん

町内で1年間の最大の行事は地蔵盆であるが、それが子どもが主人公であるのに対して、町内レクリエーションは大人向けの慰労会のようなものである。僕の小さい頃は「町内遠足」といって、観光バスを仕立てて遠くまで言ったものである。ところが時代が移り、色…

大根焚き

12月7日、8日は千本釈迦堂(大報恩寺)で恒例の大根焚きが行われる日である。法要に供えられた大根を加持祈祷したのち、輪切りにして大釜まで煮込んで参詣者に振舞うのである。これを食べると中風除けになり、無病息災を祈って多くの人が訪れる。 旧中仙道を…

ゆにかる祭2008

ゆにかるとは united culture の略で、多文化共生センターきょうと子ども青年プロジェクトの主催で、4回目となる今年はいままでの京大西部講堂から岡崎公園に場所を移して行われた。 どこがゆにかるかはゆにかる祭のページを見た方が分かりやすいが、ブース…