5R

大量消費・大量廃棄型社会からの脱却を図ろうと、
3Rという概念が唱えられてから久しい。

リサイクル(Recycle):今あるものを形を変えて再利用する
リユース(Reuse):繰り返して使う
リデュース(Reduce):使うものを減らす

最近では4Rという言葉も定着しつつある。
すなわち、リフューズ(Refuse):レジ袋や過剰包装を断る

我が家ではそれらに加えて、リペア(Repair):修理するを実践している。

この登山靴はもう20年近く履いているもので、槍穂や剱に連れて行ってくれた代物だが
ついに底のゴムが剥がれてきた(この写真は結束バンドで応急修理した時の物)。
1万円以上したが、両底を張り替えて貰いまた活躍してくれそうだ。

この時計は親父が使っていたもので、50年は優に超すだろう。
竜頭部分が壊れて修理をお願いしたところ、1万8千円費やした。
もっと手ごろな価格で性能のいいのが買えると思うが、
愛着があるのと同時に、使えるものを廃棄するのはもったいないという気がしたので
修理してもらった。

何でも効率と経済性が優先される世の中だが、こんな人間が居てもいいのではないだろうか
(一種のやせ我慢かも知れないが、、、)。