嵯峨野晩秋・化野念仏寺

化野は古来より葬送の地であり、
徒然草にも「あだし野の露消ゆる時なく、鳥部山の烟立ち去らでのみ、、、」と有名な一文がある。

お寺の案内によれば、化野に葬られた人々の墓が何百年を経て無縁仏と化し、一帯に散乱していたものを
明治中期にこのお寺に安置したもので、その数8千体を数えるという。

毎年8月23,24の地蔵盆に行われる千灯供養では多くの参詣客がある。

寺伝によれば、来年が開創1200年にあたる浄土宗のお寺である。