お水取り

奈良東大寺二月堂のお水取りがクライマックスを迎えた。
関西では、「お水取りが終わるまで春が来ない」と言われている。事実、今日も粉雪が舞い真冬並みの一日であった。

数年前お誘いをいただき、お水取りの行事を間近で見る機会があった。一般の人が入れないお堂の中(内陣?)で「練行衆(れんぎょうしゅう)」のお勤めの一部始終に接した。24時間行っているうちのほんの6時間余りだったが、過去帳を読み上げる中で有名な「青衣の女人」の部分を聞き漏らすまいと耳を澄ましていたが分からなかった。

圧巻は深夜に営まれる「韃靼の祈り」である。非常に神秘的かつ壮大なお祈りである。

今年も参加できる予定であったが、あいにく今日は市民活動総合センターで講座があり、その講師を務めたので、残念ながら行けなかった。