里山ネットワーク世屋



5回シリーズで企画している「団塊世代NPO体験セミナー」の現地学習(遠足?)で、丹後半島の中央部に位置する宮津市世屋地区に行ってきた。

ブナやシデなどの広葉樹林に囲まれた自然一杯の土地で、日本の里山・里地30選にも選ばれた日本の原風景ともいうべきところであるが、高齢者しかいない過疎の地区になっている。
荒れた棚田の跡や壊れた廃屋を見ると、ロマンだけでは生きて行けない現実を痛感させられた。


地元の人と都会の人をつないで、この地区を後世に残そうとするNPO法人里山ネットワーク世屋の皆さんに、山の上から棚田や笹葺屋根、83歳のおばあさんが一人で暮らしている民家の中まで案内してもらった。
昼食にいただいた、地元のお米や食材を使ったおにぎりのおいしかったこと!

参加した皆さんが、NPOを知り、理解し、参加するきっかけにでもなったとしたら、企画したものとしてこの上ない喜びである。