都をどり

mfujino7062007-04-09

学生寮の後輩であるY君のお招きを受け、入洛中のTさん、Oさんとともに都をどりを観劇した。
京都には5つの花街があり、都をどりは明治5年に始められた祇園甲部の伝統行事である(宮川町は京をどり、先斗町は鴨川をどり、上七軒は北野をどり、祇園東は祇園をどり)。

開演に先立ち、芸妓、舞妓によるお点前がありお茶をいただく。この日は、お点前がまめ鈴さんで、お控えが琴葉さんであった。何十年変わらない図柄の菓子皿をお土産にもらえるのがうれしい。これをたくさん集めている家庭も京都には多い。

平日の午後だというのに、祇園甲部歌舞練場(1200人収容)が一杯だったのには驚いた。これが1日4回、30日とすると、十数万人が訪れ、入場料収入は、、、、という野暮な話はなし。
観客も着飾った人が多く、それだけで華やいだ気分になる(この日は有名人も来ていた)。

都をどりはヨーイヤサー」の掛け声で幕が開くと、それはそれは華やかな舞台の連続で、有名な芸舞妓もたくさん出演し、あっという間の1時間であった。

その後、食事をしながら遅くまで歓談したのは言うまでもない。

都をどり公式サイト