柊家旅館

mfujino7062007-06-15

中学高校時代の同級生が集い、還暦同窓会を行った。ホテルで宴会をして二次会は祇園、翌日はゴルフといったよくあるパターンを避けて、豪華かつ文化の香りあふれる企画をと幹事の一人として智恵を絞った。
母校に集まり、副校長をしているT君のお点前でお茶をいただき、その後「アクティブシニアの時代〜これからの20年+αをどう生きるか」と題して講義?を1時間した。
同級生180人は多士済々で、弁護士4,5名、公認会計士2名、医師会長を始め医者多数、東大を始め各大学の教授多数、上場企業社長は1名しかいないが、子会社社長、中小企業社長など経済、行政の中枢たくさんいる中で、異色な藤野が講演するところに面白みがあった!?

関東から来ている友人も多く、あえて関西の人も泊まれるように宿泊は、日本を代表する名旅館柊家にした。もちろん僕も泊まるのははじめてである。

川端康成三島由紀夫が執筆した部屋をはじめ、派手さはないがいたるところにおもてなしの心が感じられ感激ひとしおだったが、二次会になると朦朧としてきて、せっかくの風情はどこかへ行ってしまったようであった。

(続く)