雪の日


今朝は今シーズン初めての本格的な冠雪であった。

その中でもけなげに咲く黄色い花(名は知らず)や南天の赤い実が、雪の白との対比で色鮮やかである。
京都の家は夏向きに作られているとよく言われる。すなわち夏の暑さをしのぐための種々の工夫が考えられている。その分冬の寒さ対策はなく、昔は火鉢だけに頼っていた。座敷の上には欄間があり密閉状態にならないので、上昇した暖かい空気は全部逃げていく。お陰で寒さには強くなり、ここ数年は風邪とは無縁の生活が続いている。