妙心寺


臨済宗の総本山である。

禅宗の本山はどこもそうかもしれないが、とても広大な敷地と多くの塔頭がある。


拝観料500円なりを支払って中に入ると、法堂と明智風呂を案内していただけた。法堂の天井には狩野探幽雲龍が描かれていて、俗に八方睨みの龍というらしい。明智風呂は明智光秀を追善するために建てられたと言い、決められた日に禅僧が利用していたらしい。床の下に熱湯を注ぎ蒸気で温まると言う、サウナ形式の風呂である。
丁寧な解説付きで30分案内してもらい500円は、他の寺院と比べてもお得である。広い境内に観光客はまばらで、「そうだ、京都 行こう」に取り上げられれば、たちまち一杯になるだろう。その前だったので落ち着いて拝観することができた。