祇園祭/宵山



平井保昌が和泉式部のために紅梅を手折ってきたことに由来するこの山は、縁結びにご利益があるとされている。こんな小さな子どもたちが、例の「、、、お守りはこれより出ます、常は出ません、、、」と節をつけて唄う姿は、「縁結びて何のことか知ってるか?」とツッコミたくなるような可愛さである。聞けば町内のマンションの住民だそうで、こういう人たちが祭りを受け継いで行ってくれれば良いなと思った。

前懸と胴懸は円山応挙の下絵らしい。これも凄いものである。