「画室の栖鳳」展



京都市美術館で開催中の展覧会に行ってきた。竹内栖鳳のデッサンや下絵を中心とした展示である。日本画は油絵と違って現場で描く、ということができにくいため、下絵が多く残されているのだという。それにしてもこの広い美術館の半分以上を占めるだけの下絵がよく保存されていたものだと思う。因みに同美術館所蔵品だけで構成されているためか、入場料は200円と格安であった。

下絵だけだなく本物の絵ももちろんあり、有名な「絵になる最初」も展示されていた(現物は撮影禁止のため、看板で)。

この美術館は昭和8年建築で、随所に重厚さと趣がある。裏門の扉でさえ、このようにアートである。


http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/:=京都市美術館のwebsite