先月のことであるが、ひと・まち交流館京都でちょっとした作品展があった。
京都の町名の由来を調べてそれを絵で表現するというもので、会場も狭いのでほんの一部の町しか展示されてなかった(本当はもっと作品があるのかどうかも知らない)。
僕が興味を持ったのはこの町(万寿寺町)である。室町時代の禅宗の京都五山の五位である万寿寺があったことに由来しているが、別格南禅寺を含め他の寺々(天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺)はいまでも大伽藍を擁しているが、この寺だけどこかへ行ってしまったらしい。
僕は異動でこの4月から、その万寿寺町にある事務所で働くことになった。これも何かの縁だというと面白いかもしれないが、特にそういうことはない。