北海道・滝川

10月2週目は滝川市の職員研修のお手伝いのため3泊4日で北海道へ。





いかにも北海道らしい広大でのんびりした街であるが、人口4万人にしては立派過ぎる?市庁舎である。隣接した土地では市立病院が建設中である。隣の砂川市(2万人)との合併に失敗した挙句、両市とも同じような規模の病院を競って建築中である?!

研修の中で滝川市の「あるもの探し」を行ったが、みなさんが挙げていたのが「松尾ジンギスカン」。初めて聞いた名前なので思わず何ですかそれって聞いたところ、味付けジンギスカン発祥の地とのこと(京都に帰ってから北海道出身の人に聞いたが、みんな知っていた)。懇親会は当然その松尾ジンギスカンで。想像していたより臭みもなく、柔らかくて美味しかった。北海道の家庭にはどこでもジンギスカン鍋があるとのことで、関西の家にはたこ焼き器があることでさらに盛り上がった。滝川にはそれ以外にも、日本一の菜の花畑や日本一長い直線道路など工夫すれば全国区になりそうな素材がたくさん挙げられた。僕は空が広いことに感動した(京都に比べて)。職員の方は2日に渡り熱心に参加され真剣に討議されたことが印象的であった。





研修終了後は隣町芦別出身の龍谷大学T先生(この人が今回の研修を企画した)の案内で、カナディアンワールドへ。ここは露天掘りの炭鉱の跡地で、町おこしのためにテーマパークを作った。しかし経営が上手くいかず廃園になり、芦別市が後を引き継いで公園(無料)にした。ウィークデイの午前中だったので他に人はなし。経費を切り詰めている所為か、あるいは広すぎる為か、どことなく寂寥感が漂っていた。
しかしカナダのプリンスエドワード島へ行かなくても「赤毛のアン」の世界を体現できるとブログに書いている人もいた。