宮川町




雨が降った翌日、五花街の一つである宮川町を通りかかったところ、このような光景が。ここはお茶屋さんであるが、芸舞妓の表札があるところを見ると、置屋さんのかねている。そうするとこの傘は、舞妓さんたちのものか?南天の緑と好対照である。通り過ぎるだけのわづか数分の間に、普段着姿の舞妓さん二人に遭遇した。
京都の町では、普段着姿の舞妓さんに出会うことは珍しくない。四条大橋を渡って高島屋に買い物に行くことも多いと聞く(ただし河原町までで、大丸に行くことはないらしい)。雑踏の中をしゃきっとして歩いている舞妓さんは、絵になる風景である。京都の人はそんな舞妓さんたちを特別扱いせず、そっっとしておいている。キャーキャー騒ぐのは観光客だけで、特に最近は袖を引っ張ったりと東アジアからの観光客のマナーが悪いと聞いたことがある。