九重連山・坊がつる




少し前の話になるが、いつもの山仲間と一緒に九州の九重連山に登ってきた。長者原熊本県?)から山道を歩くこと2時間で広大な原っぱに出た。ここが坊がつるだと同行のリーダーK君が教えてくれた。彼は僕よりふた周りほど下ではあるが、長崎大学のワンゲル部キャプテンを務めただけあり、九州の山にも詳しい。坊がつる賛歌という歌を知っていたのでてっきり山の名前だと思っていたが、このような失言の盆地だったとは思いもよらず、また新しい発見があった。




坊がつるを登っていくと、法華院温泉山小屋に着く。ここは設備もしっかり整った山小屋だが、なにより温泉があるのが嬉しい。もっとも登山客で大混雑で、膝を抱えて入浴する。暗い照明のなか目を凝らしてみると、湯の花と思いきや別の浮遊物が、、、。それでも山の中で温泉に入れるのは大変ありがたいことである(歩いてでしかいけない温泉なので、秘湯といえるかもしれない)。夜は満天の星を眺め、本当に久しぶりに天の川も見ることが出来た。