伏見稲荷大社・名物土産

幼少の頃の思い出で、「伏見のお稲荷さん」といえば、狐のお面とすずめ焼きである。


このような狐の顔をしたお煎餅が名物である。子どもの頃はもっと大きなお面があり、焼けた火箸(当時は火鉢で暖を取っていた)で目玉の部分に穴を開け、お面として被って遊んでいた。それくらいの大きさを求めようとしたが、繁忙期には作っていないとのこと(門前の店では、いまでも手焼きで作っている)。



もうひとつの思い出は、すずめ焼きである。文字通りすずめを焼いたものであるが、子どもの頃は身近にいるすずめという生き物を食べる気になれなかったことを思い出す。最近では品不足のようで、養殖された鶉が代用している。