京都タワー


建築時(昭和39年)は景観論争で物議を醸した京都タワーも、いまではすっかり京都の町に馴染んでいる。宗教都市京都を象徴するように、ローソクを模していると流布され長い間信じ込んでいたが、それが俗説であると知ったのは最近のことである。実際は、海のない京都市内を照らす灯台をイメージしたデザインであるとのこと。まだまだ知らないこと、間違って解釈していることが山ほどありそうである。