寺町通六角下る



寺町商店街の中にある町家を改造した店舗である。何がブログのネタになっているのか?いまさら町家の店舗など珍しくない。確かに仁丹の看板はマニアがいて、ネット検索すればいろんな人が書いているが、それとて京都では比較的多く見かける(京都新聞によると、京都には約800枚ほど残っているが、それでも15年で4割ほど減ったそうだ)。
その話題も興味あるが、僕が面白いと思ったのは、「下京区寺町通六角下る」である。京都の人なら分かると思うが、ここは中京区である。従来の上京区下京区から分かれて中京区ができたのが昭和4年であるから、それ以前のものと推測できる。わざわざ看板だけを付け替えたとも思えないので、この家も80年以上経っているのかもしれない(瓦は比較的新しい)。