同級生

この日は高校の同級生にお世話になった一日であった。
昼には、京都の経済団体のtopであるT君にご紹介いただき、あるロータリークラブでミニ講演をした。歴史と由緒ある格調高いクラブで、いささか緊張しながらの講演であった。
その後、某大学教授のN君のゼミでゲストスピーカーをするための打ち合わせ。
それを終えていつもの居酒屋へ移動する途中にあるK外科診療所へ。N君とK君は柔道部で一緒だったということを聞き、卒業以来30数年ぶりの面会を果たすべく連れて行った。感激の対面があると思いきや、K君はいきなり営業モード(?)。N君が腰が痛いというや否や、間髪をいれず診療に。レントゲン、採血、注射の連続で、これは笑わずにはいられなかった。K君にとっては懐かしさより、鴨がネギをしょってきたとしか見えなかったのかもしれない。医は仁術ではなく算術であることを垣間見たひとときであった。とりたてて悪いところのないN君にとってはとんだ災難であった。
ロータリークラブで会ったK君、M君を含め、5人の同級生に会った珍しい1日であった(移動の途中で弁護士N君の奥さんにも会ったので6人か)。