等持院・その3




このお茶室清漣亭は足利義政好みと伝えられる。




庭師の企図であろうか、蹲も半分だけ苔に覆われている。「此の灯籠は等持院形として有名です」と立て札に書いてあるが、なにもそこまで書かなくてもいいのではないか。単に等持院形灯篭とだけ記せばいいのにと思うのは、天邪鬼の所為かもしれない。