下鴨神社・蹴鞠初め



世界遺産である下鴨神社では一年を通していろんな行事が行われるが、1月4日は蹴鞠初めである。糺の森から続く参道には正月らしく多くの露店が出ている。神社の配慮だろうかこのような焚き火も提供されていて、暮から続く寒さの影響か多くの人が暖をとっていた。


十重二十重の人垣でなかなか前に進めない。



漸くこの写真を撮れるまでに40分近く費やした。鹿の革で作られた鞠が高く蹴り上げられ、屋根の雪と同化していた。蹴鞠保存会の人が8人3グループで演ずるが、上手下手がありなかなか続かない。それでも見物客は辛抱強く見学していた。蹴鞠といえば白峰神社を思い出すが、余り有名でない所為かこれほどの人出ではないかもしれない。