下鴨神社・御手洗(みたらし)川



下鴨神社本殿の東には御手洗川が流れている。ここのかかっている橋をモチーフに尾形光琳が紅梅白梅図を描いたと高札にはある。この小川は千賀から湧き出た水が御手洗の池となり、糺の森を通ってやがて鴨川へ流れるのだろう。


御手洗の池は葵祭りの斎王代が身を清める神事や、土用の丑の日の足浸け行事で知られているが、それ以上に有名なのが「みたらしだんご」である。ここが発祥の地と言われている。


このようなさざれ石もあるが、糺の森から下鴨神社一帯がパワースポットであるとして最近喧伝されている。



世界遺産でもあり京都では参拝客の多い神社の一つだが、このように賽銭集めも巧みである。干支ごとの神社が祀られているので、大部分の人が自分の干支の神社にお参りしている。干支別の絵馬も売られている。他の神社で見たことがないが、ドネーションの仕組みがうまく構築されている。これをNPOにも応用できないか、新年早々そんなことを考えてしまった。
巫女さん日記が好評な下鴨神社の公式ホームページ