節分会・壬生寺




昨日は立春、その前の日は節分。京都では多くの社寺で節分会が行われるが、今年は京都の裏鬼門といわれる壬生寺へお参りした。因みに表鬼門は吉田神社であり、むかしからこの二つの社寺の節分会は有名で、賑わっている。





境内に並ぶ屋台の中で一番の賑わいを見せていたのがこの炮烙(ほうらく)売り場である。素焼きのお皿に願い事(家内安全など)と家族の名前や年齢を書き納めるのである。この炮烙は4月に行われる壬生狂言の演目の中で舞台から次々と落とされて、厄を落としたこととされる。1枚500円で文字通り飛ぶように売れていて、婦人会の人たちが次から次へと休む間もなく生産?に励んでいた。まさに書き入れ時である。

普段はこのような静かなお寺である。