京都大学人文科学研究所






北白川の高級住宅街のなかに忽然とそびえるこの建物は1930年に作られた、スパニッシュロマネスク様式で大変ユニークなものである(同研究所websiteより)。この研究所は旧の人文科学研究所と東方文化研究所、西洋文化研究所が統合されたものであり、「世界文化に関する人文科学の総合研究を行うことを、その目的としている」とwebsiteにある。その建物同様研究も特徴があり、歴代の所長名をみるだけでもその凄さの一端が分かる。
貝塚茂樹桑原武夫、林屋辰三郎、河野健二吉田光邦、上山春平、、、。
親戚がすぐそばにあるので小さい頃はこの周りでよく遊んだ。どんなことをしているところか全く分からなかったが、子ども心にも威厳を感じた。この建物を見ると、アカデミズムという言葉を連想してしまう。