長講堂mar2011


この法語はいつ書かれたのだろうか?3.11以降の気がするが、、、。
この大災害を受けて知恩院の大遠忌は秋に延期になった。東本願寺はほぼ予定通り行われる。その裏には浄土宗、浄土真宗の連携があったようである。50年に一度の大行事も1000年に一度の惨事の前にはなすすべもないように見える。それでも、先に伝統仏教教団が覇を競っているように書いたが、今回被災地では宗派を超えた連携が行われている。被災地に多くの物が足りないが、そのうちの一つが葬儀の際の僧侶の数である。現地の僧侶は宗派を問わず弔っているとの報道もあった。知り合いの伝統教団本部には僧侶派遣の要請があったとも聞く。これもまた未曾有のことであろうか。