二条通・薬屋街



烏丸通りを挟んで二条通の東西200mは薬関係の店や業者が多く軒を連ねている。
かつては大阪の道修町に匹敵する薬問屋街であった。

今でも規模の拡大を望まない?和漢薬店が数店営業を続けている。
蛇とかマムシとかが瓶詰めされているのをショーケースで見えるので、
小さい頃この店の前を通るのは恐かったことを憶えている。
薬業会館や薬祖神社など、薬の町だった名残はここでも見て取れる。
毎月決まった日に「神農さん」と呼んでいた縁日があり、
「御霊さん(下御霊神社)」の縁日と並んで子ども心に楽しみであった。