気仙沼大島

緑の真珠と呼ばれるこの島は、この亀山山頂から見てもとても綺麗な島でその名の由来も理解できる。
そんな風景もよく目を凝らせば、島のあちこちに津波の傷跡が残っている。
上の写真の中央部に白い物体が二つ見えるだろうか?打ち上げられた客船が2隻仲良く?並んでいる。修理すれば動かすことができるのが不幸中の幸いで、2隻とも8月末に海に戻された。
その間、気仙沼と大島を結ぶ航路には、江田島(広島)からのフェリーが活躍していた。
企業が本業を活かして復興を支援しているひとつの例である。

この公民館に災害対策本部が置かれている。
アクセスの不便さもあり、大島の復興は遅れがちで、まだまだ人手が必要に感じる。
最後の写真に写っているのは「蝿取り紙」で、京都では見かけなくなって久しいが、
大島ではまだ必要とされているのである。珍しかったので写真に撮らせてもらった。