京都迎賓館・ボランティア

京都迎賓館の見学には、何回か申し込んだが1回も当らなかったので、ボランティアとして参加した。
受付や手荷物検査が主だったので、館内をじっくり見ることはできなかったが(事前研修の時にさらっと案内してもらっただけ)、現代日本の最高の技を結集して作られたまさに贅を尽くした建築物である。
当代一流の職人が腕を振るった中に、小学校同級生のIさん(伝統工芸士。京指物では最高の職人さん)の木工品もあったが、漆や切がね細工の作品に彼の名前はない。
華やかな表舞台を支えているのは、Iさんはじめ多くの無名の(かつ力のある)職人であることは間違いない事実である。
我が家には、彼が作っってくれたティッシュケースがある。今度写真でご披露したい。
京都迎賓館websiteより

正面玄関
南口通用門(見学者やスタッフはこちらから中へ入る)
警備上とても厳重なセキュリティ体制がとられていて、多くの場所が写真撮影禁止となっている。館内の調度品や絵画、室内は、作品を劣化させない措置としてフラッシュは禁止されているが撮影OKである。
京都御苑宮内庁の管轄であるが、ここだけが内閣府の管轄であることを初めて知った。