中信美術館



石本正作品展を開催中の中信美術館に行ってきた。
京都府庁の西側にある京都中央信用金庫が所有する小さな美術館である。
この舞妓の絵をはじめ約20点が展示されていたが、製作年がいづれ
2011年となっていたのに驚いた。聞けば今年度の作品はこれ以外にもあり、
合計40点くらいとか。ものすごい多作であるが、長年に亘って描かれた
多くの下絵があり、それを完成させたのが今年ということのようである。
この美術館で展示された後、島根県にあるこの人の作品を集めた石正美術館で
公開されるとのことで、わざわざ島根まで行かなくても見ることができる。

ここはもと染色作家の持ち物だったとかで、最初から美術館仕様で作られているわけではなく、
3つの小さな展示室で構成されている。
さすが企業の持ち物だけあり入館は無料、おまけに立派な作品集の冊子まで貰える。
残念ながら来年の2月までは休館中である。