浄瑠璃寺


先輩のM画伯率いるグループ諧の京都スケッチ旅行も
今年で3回目である。
今回は京都府南部と奈良県でのスケッチで、初日先ず訪れたのが浄瑠璃寺である。


有名な国宝三重塔も近づいて仰ぎ見れば、このような艶やかさがある。


わずか1時間足らずしかなかったが、みなさん熱心に
絵筆を走らせていた。


このお寺は平安末期の浄土式庭園が有名だが、一方で
本堂(国宝)も九体阿弥陀仏が祀られていることでも有名である。
この日は折りよく、秘仏吉祥天女像も公開されていたが、
みなさんはスケッチに熱心で、せっかく来たのだからと促してなんとか拝んでもらった。


庭園を描き終えた人は門前にも取り掛かっていた。

馬酔木より低き門なり浄瑠璃寺水原秋桜子)という句を
教えてくれたのは、右手に写っているEさんである。