烏丸通仏光寺を下ったところのビルとビルの隙間に面白いものがあると、
甥のT・T君に教えられ探索に。
柵の向うには遥拝所と書かれた石碑が立っている。
その前の地面にはなにやら扇形の石が。
よく見ると「拝石」とこちらに向けて刻まれている。
その石に立ったと仮定して先を見ると、
烏丸通を隔てたところに小さな祠があった。
かつては祇園祭のお神輿が安置される場所だったと高札には書いてある。
距離にして10m以上は離れていると思うが、昔はここから拝んでいたとすると、広い境内だったのかもしれない。
しかし烏丸通は平安京の烏丸小路が原型であり、秀吉の時代になって整備されているので、
その時に通りを跨いで敷地があったとは考えにくい。
案外ビルのオーナーが信奉者なのかもしれない。
ビルに入って警備室で聞いてみたがよく分からなかった。