何必館・村上華岳展




先月のことであるが、展示期間終了目前に訪れた。
「何んぞ必ずしも」に由来する名前を冠した何必館
祇園の繁華街にある小さな美術館だが、
館長(梶川芳友さん)が村上華岳の作品を収蔵展示するために創立したと聞く。
なんでも20代のときにこの太子樹下禅那之図に出会い、身震いするほどの衝撃を受けたとのこと。
そしてこの作品に出会ったことにより、生涯を美術にかけようと決心したと
websiteに記されている。

もとより審美眼におとり、感性のない身にとっては、そこまでの感動を覚えなかったのは
残念ではあるが、いたしかたない気もする。

他に北大路魯山人の焼物などが常設展示されている。