承天閣美術館で開かれている會津八一の世界展へ出かけた。
この日は「會津八一の美学」と題する特別講演があり、それの聴講も兼ねていた。
この歌は僕の好きな歌のひとつである。
学生時代（法学部文学科？）に属していたサークルで、
八一（当時は會津先生と呼んでいた）の歌碑について
調べたことがあり、それを纏めたのがこの本である。
その後後輩たちが二度に亘り改訂版を出版した。
調査の過程で奈良の入江泰吉さんのご自宅を訪れて話を聞いたのは40年以上も昔のことである。
その際にいただいた現像が出来上がったばかりの「阿修羅像」は我が家の宝となっている。
芸術づいているわけではないが、偶然にも2日続けて
芸術の秋を満喫したことになる。
