何の変哲もない通りの風景であるが、中央に見える電柱付近では
とても面白いものを見ることができる。
北側を見れば、2枚の仁丹看板が。
よく見ると、「花屋町通高倉西入る」と「花屋町通間ノ町東入る」と表示が異なる。
しかも町名まで「升屋町」と「夷之町」と異なっている。
知らない人が見れば「なんじゃこりゃ」とびっくりされるかもしれないが、
京都の町が「両側町」で構成されていることを知っている人には不思議でないかもしれない。
しかしながら、仁丹の看板が4枚集中しているところは、他にはないのではないかと思っている。