2014-01-06 ねじりまんぼ 京都の中の明治・大正 アートな現場 南禅寺から地下鉄蹴上駅に行くにはこのねじりまんぼを通る。 上には琵琶湖疏水のインクラインが通っている、一種のトンネルである。正確には「ねじりまんぽ」と呼び、日本語に直すと「煉瓦斜拱渠」ということを ネットで教わった。 ねじったようにしてレンガが積んであり、トンネルがねじれているように見える。 明治の土木技術の粋を見ることができる代物である(上の琵琶湖疏水には及ばないが)。 南禅寺側から見るとこのようになっている。 入口には琵琶湖疏水を造った第3代京都府知事北垣国道の揮毫になる 「雄観奇想」と「陽気発処」の額がはめ込まれている。琵琶湖疏水のトンネルには、この他伊藤博文や西郷従道の額も あるらしいが未だ見たことはない。