リニアを京都に

リニア新幹線が京都を通るようにと、京都府京都市、財界などが運動している。
現在の計画は、そもそも東海道新幹線のバイパスの要素で、昭和48年に計画されたもので、
その後一度も検討されていないというのが京都の主張である。

京都市の取り組み

経済効果を見ても、奈良ルートの倍以上であると最近発表された。
京都が日本の国土軸から外れるという大問題である。

昭和39年開業の東海道新幹線は、当初東京大阪間3時間の予定であった。
ところが当時の京都市長が猛烈にアピールし、停まる予定の無かったひかりが全て
京都に停車した。その分、東京大阪間は3時間10分になったことが思い起こされる。

個人的には京都ルートを支持したいが、開業の頃にはこの世にいないから結果は分からない。
またその頃は人口減少に伴い社会情勢も変化しているだろうから、
本当に必要かどうかも分からなくなっているかもしれない。