美髪館

外観も店名と相まっておしゃれである。
理髪店はなぜ角地にあるのかということを
研究していた人がいる。

その説によると、碁盤の目のような京都の町中では、町内の中央から家が建てられはじめ、
順番にそのように建てていくと、最後に角地が残った。
そこは敷地が広くなく、奥行があまり必要のない理髪店向きだということで
活用されたとのこと。江戸時代、各町内に木戸があり、角地に建っている理髪店が
必然的に門番を兼ねるようになったとのこと。

諸説あるようだが、これを知ってから意識してみてみると、
確かに理髪店は角地に多いことが分かった。